公共施設の種類一覧と利用方法
公共施設は誰でも気軽に利用できる施設です。公共施設と言うと図書館や公民館などの施設を思い浮かべることが多いでしょう。これらの施設のイメージは娯楽施設とは程遠いですが、身近にある公共施設には娯楽要素もあり楽しめる物も設立されてきています。
また、利用価格もリーズナブルに設定されているところがほとんどです。温泉や食堂、おしゃれな図書館など、全国にある特徴的な公共施設をいくつかご紹介しましょう。
公共施設とは?簡単に説明
「公共施設」と言って真っ先に思いつくものと言えば公立図書館や博物館、公民館、市民ホールなどですが、公共施設には国道や市町村道などといった道路や灯台などの港湾施設、空港、上下水道などといったインフラストラクチャーも含まれています。公共施設は住民みんなが出し合った税金でまかなわれている大切な資産ですから、最大限に有効活用したいものです。
市役所のロビーを貸出しするサービス「交野市役所」
公共施設の中でも身近なものと言えば市役所ではないでしょうか。市役所は住民票などの必要書類を交付してもらったり、何かの手続きをしたりするための場所ですが、せっかくの公共施設としての市役所をもっと活用してほしいという願いから、屋台を始めた市役所があります。大阪府北河内地域に位置し、「七夕のふるさと」と呼ばれる交野市の交野市役所では、本館1階ロビーで屋台かパネルを市民に貸出すサービスを開始しました。
利用できる期間は2週間まで、市のPRになる情報発信や物品販売を行なう人が対象となっています。審査に通ればスペースは無料で借りることができますが、物品販売などで金銭の授受が発生した場合は市条例に基づいた使用料相当額(屋台なら1日30円)が発生。しかし2週間使用しても420円程度ですから、金額的な負担は多くかからないでしょう。
【施設情報】
- 施設名:交野市役所
- 所在地:〒576-8501 大阪府交野市私部1-1-1
- 電話番号:072-892-0121
- 詳細情報:
https://www.homemate-research-public.com/dtl/00000000000000363062/
公共施設とは思えない豪奢さ「湯布院の癒しの里 観布亭」
公共施設の中には有名な観光地に建てられた宿泊施設も含まれていますが、公共施設のイメージとは程遠い豪奢な宿もあります。公共の施設とは知らずに利用している人も多いのではないでしょうか。ここでは公共の宿の中でも特に人気の高い「湯布院 癒しの里 観布亭(かんぷてい)」をご紹介。
湯布院は豊後富士とも呼ばれている由布岳のふもとに位置している町で、良質な露天風呂が楽しめることでも知られています。観布亭は6室というこぢんまりとした宿ですが、公共施設とは思えない木造建ての美しい旅館です。2間の和洋室にはすべて半露天風呂が付属しており、由布岳を眺めながらお風呂に浸かることができ、四季折々の風景を楽しむことが可能。しかも公共の施設なので格安で利用できます。
宿泊に「豊後牛の八斗鍋」が組み込まれたお食事プランは大人1名約20,000円、カニなどを豊富に使用した「ホックホクに!豊後の海鮮鍋プラン」なら大人1名21,000円弱で、夕食・朝食は食事処にて頂くことができるため、都会の喧騒を逃れてのんびりと週末を過ごせるでしょう。アクセスも湯布院駅から車で約10分と便利なロケーションにあり、駐車場は無料です。
【施設情報】
- 施設名:癒しの里 観布亭
- 所在地:〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上1065-2
- 電話番号:0977-28-8818
ゴミ焼却のエネルギーを利用「さいたま市桜環境センター」
さいたま市で、温泉が好きな人におすすめしたい公共施設が「さいたま市桜環境センター」です。同施設は清掃工場として2015年(平成27年)4月にオープンして以来、運ばれてきたゴミを燃焼したりリサイクルを行なったりするクリーンセンターとして稼働してきました。
こちらのセンターのユニークな点は、ゴミを燃やすときに発生する熱を利用して温泉やウォーキングプールを運営していること。外観はあっさりとした建物ですが、中に一歩足を踏み入れると、天気の良い日なら富士山を眺めることができる露天風呂「だいちの湯」があります。
これに加えて気泡風呂や座り風呂(ジェットバス)のある「さくらの湯」、90度以上の高温サウナ、霧状の温水(ミスト)を得ることのできるミストサウナ、80度前後の中温サウナなども揃っており、民間施設と同じように十分にリラクゼーションができるようになっている施設です。4階には岩盤浴とあん摩マッサージ指圧師による本格的なマッサージを受けられるなど、至れり尽くせり。
温泉とサウナに必要な熱はすべてゴミ焼却のエネルギーを利用しているので、エコロジストの方にも興味のある場所でしょう。60歳以上の市民なら100円で利用することができます。
【施設情報】
- 施設名:さいたま市桜環境センター
- 所在地:〒338-0834 埼玉県さいたま市桜区新開4-2-1
- 電話番号:048-710-6010
公共施設で注目の食堂
市役所内の食堂は職員以外でも利用できるところがほとんどですが、中には「550円でカレー食べ放題」というユニークな食堂もあります。カレー食べ放題のメニューを提供しているのは、西東京市役所田無庁舎内にある食堂「いこい」。
田無市と保谷市が合併してできた西東京市役所田無庁舎内にあるパスタ・カレーショップ「いこい」は、毎日2種類のカレーが食べ放題ということで、市外からわざわざ食べに来る人もいる程の人気です。ここのカレーは食べ放題である上に、具がたっぷり入っているのが特徴で、プラス100円でドリンクバーを付けることもできます。カレーを存分に食べたくなったときは、こちらの「いこい」を利用してみるといいでしょう。
公共施設の食堂でもうひとつ話題になっているのは、和歌山県にある橋本市保健福祉センターの「わいわいこども食堂はしもと」です。こちらは共働きで両親の帰りが遅い家庭で、子供が「孤食」するシチュエーションを減らしていこうという取り組みから始まったものでした。
子供には無料で食事を提供し、保護者が一緒に食事する場合は300円を支払うシステムとなっています。「こども食堂」が開設されるのは今のところ第1・3火曜日の18~20時ですが、第2金曜日(6月は第3金曜日)は高野口地区公民館でも「高野口こども食堂」が開催中です。
29年連続宿泊利用率1位「鵜の岬」
国民宿舎は誰もが健全なレクリエーションと健康の増進を図れるようにと作られた施設ですが、人気のある宿舎とあまり使われていない宿舎の差が大きいという傾向があります。人気のある国民宿舎の筆頭と言えば、なんといっても茨城県にある「鵜の岬」。国民宿舎の中でも29年連続して宿泊利用率が1位の「鵜の岬」は、年間を通しての宿泊利用率も87.6%と常にほぼ満員の状態。「鵜の岬」に到着すると、まず海際という立地に圧倒されますが、太平洋を一望できる展望温泉風呂からの眺めも自慢です。
料金の方も大人1名1万円ちょっとからと大変リーズナブル。行ってみたいという人は数ヵ月前に予約を取っておくことをおすすめしますが、希望者の多いシーズンは抽選になることもしばしばあります。1泊の室料には夕食Cコースと朝食、消費税及び入湯税も含まれていますが、夏期(7月20日~8月25日)と年末年始にかけては1人当たり約2,000円、土曜日と祝日の前日は1,000円程度金額が割増になるので注意が必要です。標準の夕食自体もおいしいのですが、せっかくだから豪華な食事をしたいという人のために常陸牛ロース陶板焼や活あわび酒蒸し、常陸牛しゃぶしゃぶなども用意されています。
【施設情報】
- 施設名:鵜の岬
- 所在地:〒319-1393 茨城県日立市十王町伊師640
- 電話番号:0294-39-2202
- 詳細情報:
https://www.homemate-research-hotel.com/dtl/00000000000000092025/
リラックスできる環境「武蔵野プレイス」
公共施設の中でも一般市民に特になじみの深い場所が図書館です。図書館は無機質であるというイメージを脱した、「毎日でも来たい」「夜も帰りたくない」というような図書館もたくさんオープンし始めました。その中でも特に人気が高いのが、東京の武蔵野市にある「武蔵野プレイス」。
「武蔵野プレイス」はアニメの世界を思わせる外観がおしゃれでかわいく、いつも人で賑わっています。JR中央線・西武多摩川線武蔵境駅からも歩いてわずか1分程という立地も魅力的で、22時までオープンしているので、仕事で疲れた頭と身体をリラックスさせるため、仕事帰りに立ち寄ってみるにも好ましい場所です。
図書館と言うと堅苦しい雰囲気のところが多いのですが、ここは内装も曲線が多用されているせいか、とてもリラックスできる環境。大きなガラス窓に向かって配置されているひとり掛けの椅子は、くつろぎながら本を読むのにぴったりでしょう。
館内にあるカフェも公共施設とは思えない程おしゃれなスイーツなどを扱っているので、週末はこちらをデートスポットに選ぶのもいいアイディアですね。館内にある図書の持ち込みも認められていますし、17時以降はワインやビールもメニューに登場します。Wi-Fiももちろん無料で使えますので、ノマドワーカーの仕事場としてもおすすめ。
【施設情報】
- 施設名:武蔵野プレイス
- 所在地:〒180-0023 東京都武蔵野市境南町2-3-18
- 電話番号:0422-30-1905
中高生の居場所作り「文京区青少年プラザ b-lab(ビーラボ)」
地下鉄千代田線の湯島駅から歩いて約8分、地下鉄丸の内線・大江戸線本郷三丁目駅からも歩いて10分程度という立地に位置している「文京区青少年プラザ b-lab(ビーラボ)」は、2015年(平成27年)4月に全国的な中高生の居場所作りの一環としてオープンしました。
都心に住んでいる中高生は、放課後にどうしても繁華街のカフェやファーストフード店に溜まりがちです。しかし、それらは友達の輪を広げていくには望ましい場所とは言えません。「10代という貴重な時間を、有効的に活用してもらいたい」「安全な場所で友達との交流を楽しんでもらいたい」という思いから考えられました。
中高生のニーズに応じて建設された同施設は、中高生が新しい友好関係を築きながら、クリエイティブな感性を磨いていくためにぴったり。b-labには中高生用の談話スペースが設けられており、電源コンセントのある勉強スペースを自由に使える他、パソコンやiPadの貸出しを受けることもできます。
談話スペースの奥にはバンドと個人が練習できるスタジオ、そして本格的なライブコンサートやイベントを行なえるホールも併設されているという充実した設備も魅力です。スポーツが好きな中高生用のための軽運動室やハーフサイズのバスケットコートなどの設備もあるので、放課後も仲間と楽しい時間を過ごせるでしょう。
【施設情報】
- 施設名:文京区青少年プラザ b-lab (ビーラボ)
- 所在地:〒113-0034 東京都文京区湯島4-7-10
- 電話番号:03-5800-2731
まとめ
公共施設には実に様々な形態があることが分かりましたね。公共施設の在り方そのものが、変わりつつあります。それぞれのコンセプトのもと、デザイン設計や施設設備にもこだわりを持った公共施設が増えてきているのです。大人から子供まで楽しむことができる公共施設もたくさん。そのため、積極的に利用していくことで、より毎日の生活を豊かにしていくことができるでしょう。
身近な公共施設に関する情報は、管轄の市役所といった公共施設や広報誌、ホームページなどで得ることができます。これまで、なかなか公共施設に足が向かなかったという方も、一度足を運んでみて下さいね。
※この記事は、2018年9月時点の情報に基づいて作成されています。
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