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みなさんの生活に当たり前のようにあるテレビという存在。報道番組、ドラマ、バラエティ、スポーツ、ドキュメンタリーと数多くの番組が放送されていますが、テレビ放送にも種類があることをご存知でしょうか。地上波、衛星放送、ケーブルテレビ(有線放送)とテレビの放送スタイルは一般的にこの3つです。放送の種類や違いとはどのようなものなのでしょう。それぞれの特性について詳しく紹介していきます。

益子 ヒロシと広川 ふみ
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2018年3月7日

「地上波」「衛星」「有線」意外と知らないテレビ放送の種類

地上波、衛星、有線放送のテレビ放送の種類と違い

あなたの生活の身近にあるテレビ。普段何気なく見ていても、自分が見ているテレビがどのような方式で放送されているのかすぐに説明できる人は意外と少ないのではないでしょうか。

テレビ放送にもそれぞれ種類があり、受信にあたっては、それぞれにアンテナチューナーなどの機器が必要です。

チューナー内蔵型のテレビも販売されていて、アンテナ等を別で用意せずに利用できることも多くなっています。

また、放送スタイルによって有料無料かといった違いも生じてきますので、注意が必要です。今回はテレビ放送の種類とそれぞれのメリット・デメリットについて詳しく説明していきましょう。

テレビ放送と、その種類

テレビ放送の種類

テレビ放送が日本で初めて開始されたのが1953年(昭和28年)。以来、テレビは我々の生活に大きく貢献し、今ではほぼすべての世帯へと普及しています。

人々が社会生活を送るのに役立つニュース情報を伝えてくれたり、バラエティ番組のような娯楽を提供してくれたりと、社会と密接にかかわってきました。

21世紀に入り、インターネットやスマートフォンの急速な広がりによりメディア環境も変化し、視聴習慣がほとんどない若者も多くなってきています。

そのようなテレビ離れが生じているとは言え、国民全体で見ればいまなお社会に大きな影響力を持つマス・メディアです。

そんなテレビ放送には、現在大きく分けて3つの放送タイプが存在します。地上波放送衛星放送ケーブルテレビ(有線放送)です。

地上波とは、NHKや日本テレビ、TBSなど一般に多く見られる放送。

衛星放送は、BS放送CS放送のような有料で契約し、専用チューナーを家庭に設置して衛星基地から受信する放送を指します。

そしてケーブルテレビは直接ケーブル(有線)を建物に引き込んで放送を行なう方法です。

もともと山や高層ビルのような電波障害のある場所に利用されていたサービスですが、現在は専門チャンネルインターネット回線の提供がサービスの主体となっています。

これらテレビ放送の特性や受信方法については、次の項目から詳しく見ていきましょう。

地上波放送とは

地上波放送とは

地上波放送は、放送局から発せられる電波を中継所が受信し、それを家庭に送ることで放送されます。

衛星放送との違いを分かりやすくするために、地上の電波を使用しているこちらの放送方法を地上波と呼ぶようになったものです。

2003年(平成15年)から国の方策として「放送のデジタル化」が推進され、2012年(平成24年)3月までに地上波テレビ放送はアナログ放送からデジタル放送にすべて切り替えられました。

この地上波放送を見るには、地上デジタルチューナーをテレビに接続する必要がありますが、現行のテレビはチューナー内蔵のものがほとんどとなっています。

地上波放送は、民間放送(民放)公共放送(日本放送協会)の2種類です。

民間放送はスポンサーである企業のコマーシャル(CM)などを番組内に放送することで収益を得て、運営します。

日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日など家庭でよく見られるチャンネルがこれに該当。

一方の公共放送は、コストを視聴者からの受信料で賄うことで運営を維持していて、NHKがこれに該当します。ちなみにNHKという名称は日本放送協会の頭文字から由来するものです。

これら地上波放送では「公共の電波」との認識が強く、放送法により厳しく放送規制がされているのが特徴。

また視聴率やスポンサーの意向がその放送内容にダイレクトに影響を与えます。番組内容は豊富でニュースからバラエティ、スポーツ、ドラマと多様な番組を放送。

有事の際や国にかかわる問題が起きた際はニュース速報等で視聴者に情報を伝える義務もあります。

衛星放送とは

衛星放送とは

衛星放送とは、人工衛星を用いてテレビ放送を行なうことです。赤道上空36,000kmに存在する人工衛星からの電波を中継地点でつなぎ、家庭まで届けることにより放送が可能となります。

これを受信し視聴するには、テレビ受信機の他にパラボラアンテナと専用チューナーが必要。パラボラアンテナはベランダや屋根などに設置します。

この衛星放送は、日本ではBS放送CS放送の2種類があります。BS放送は、BroadcastingSatelliteを略したもの、CS放送はCommunicationsSatelliteの略で、これらは用いる人工衛星によって分けられているのです。

もともとBSが放送の目的であったのに対しCSは通信の目的として使用されていましたが、1989年(昭和64年)に放送法が改正され、現在はどちらも一般向けの放送が可能となりました。

BS、CS共に高画質ハイビジョンであるのが魅力。加えてCSはスポーツや映画など専門性の高いチャンネルが揃っています。

また衛星放送には有料、無料のものがありますが、BS放送では民放の放送は基本的に各社無料。NHK、WOWOWは有料で受信契約が必要です。また、CS放送の視聴にはスカパー!との契約が必須となります。

ケーブルテレビ(有線放送)とは

ケーブルテレビ(有線放送)とは

ケーブルテレビは、同軸ケーブルや光ファイバーケーブルを敷設してケーブルテレビ局のセンターと家庭を結び、直接放送を届ける放送方法です。

無線放送との違いから有線放送有線テレビ放送とも呼ばれ、CATVと表記されることが多いでしょう。

ケーブルの中継所となるケーブルテレビ局は各地域に存在するので、建物を見かけたことがある人も多いかもしれません。

ケーブルテレビのサービスに加入すれば、地上波放送、BS放送、CS放送の番組が視聴可能。しかし原則的にケーブルテレビは有料となり、ケーブルを敷設するにも通信会社と契約が必要です。

マンションやアパートによっては、すでに建物ごとサービスに加入しており、入居者様への特典として宣伝に利用することもあります。

元来このケーブルテレビは、山間部特別地域など安定したテレビ受信(地上波)が望めない地域に放送電波を提供する目的で行なわれたサービスでした。

しかし21世紀以降はケーブルでのテレビ配信に加え、インターネット電話などを含む複合的なサービスを指すのが一般的。

地上放送から衛星放送の番組まで見られ、さらにインターネットや格安スマホの契約ができるなど多彩なサービスをケーブル会社側が一定料金で提供してくれます。

地上波放送のメリット・デメリット

地上波放送のメリット・デメリット

地上波放送のメリットは、テレビの設定を行なえば簡単に見られる点、さらにNHKを除けば無料で好きなだけ見られる点です。

また「公共の電波」という意識に根差し、基本的に視聴者のためになり娯楽としても過不足なく楽しめる放送を目指していますので、安心して視聴が可能。

また視聴者の存在は、民放ではスポンサー経由、NHKでは直接の顧客対象です。

つまり我々の意見が反映されやすく、与える影響も大きいとされます。有事の際にも緊急速報やニュース等で最新の情報を伝えてくれるので安心です。

デメリットとしては、電波の直進性のため、ビルや山の陰では受信障害が起きる可能性があり、場合によっては視聴不能になる恐れがある点。

また視聴率への影響が大きいため、需要の少ないものの放送が避けられる傾向にあります。

例えば野球中継などは視聴率の低下やCSのような専門チャンネルの発展により、年々放送が大きく減少。人によっては地上波放送だけでは、需要が満たせないことがあるかもしれません。

衛星放送のメリット・デメリット

衛星放送のメリット・デメリット

衛星放送のメリットは、まず地上波放送ではできない番組が視聴できる点です。衛星放送はBSの一部を除き、WOWWOWスカパー!チャンネルなど有料での配信が基本。

地上波のように視聴率に影響を受けない放送が可能なため、個性的で視聴者の需要にも合わせられます。

契約方法もチャンネル別が基本となるので、自分の見たいもの(スポーツ番組、映画、動物ドキュメンタリー)ごとに契約が可能です。

特にCS放送では多彩な専門チャンネルが用意されていますから、能動的にテレビの視聴ができます。

また衛星通信からの電波受信のため、受信障害を受けにくく、安心して美しい映像を見ることが可能。

対して、衛星通信を受信するための専用アンテナチューナーが必要となることが一番のデメリットに挙げられるでしょう。

チューナーは内蔵テレビが多く販売されていますが、アンテナは基本的に業者へ依頼して屋根やベランダへ設置してもらう必要があります。

また、BSの民放放送は無料ですが、スターチャンネルとWOWOWは有料放送ですので、注意が必要です。

ケーブルテレビのメリット・デメリット

ケーブルテレビのメリット・デメリット

ケーブルテレビのメリットは、大きくふたつあります。まずひとつ目は多チャンネルで番組が豊富である点。

地上波、衛星放送の多くが配信されているので、見たいものを好きに選択して視聴できます。

ふたつ目はオプションサービスが豊富な点です。ケーブルテレビに加入することでインターネットの利用や格安スマホなどお得なサービスが利用可能。

JCOMのような大手ケーブル会社ではガス電力サポートの契約も可能です。テレビ放送だけでなく、便利な生活を提供してくれるのは、ケーブルテレビならではでしょう。

デメリットとしては、ケーブルを引き込む必要があるのでサービスエリアが限定されることです。

ケーブルの敷設が可能な地域や建物でないと、ケーブルテレビのサービスを受けることができません。

また視聴料金(オプションも含めた月額使用料)が他の放送と比べて高くなりがちな点も契約の際に注意が必要です。

※この記事は、2018年1月時点の情報に基づいて作成されています。

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