【ホームメイト】学校・塾・幼稚園ブログ|スタディ百科

進学塾は学習塾の一種で、幼稚園、小学、中学、高校の受験対策として勉強を教える施設ですが、その種類や費用は多岐に渡ります。この記事では近年の進学塾はどうなっているのか、その種類や費用、通い始めるタイミングや、どんな塾を選べばいいかなど、塾選びのヒントをお伝えしていきましょう。

京 育美と尾木 勉
学校・塾/幼稚園/専門学校/自動車学校をお探しなら「スタディピア」
ブログコンテンツTOP
  • 文字サイズ

記事

進学塾の費用は?塾選びのヒントを紹介

進学塾の費用は?塾選びのヒントを紹介

進学塾は学習塾の一種で、幼稚園、小学、中学、高校の受験対策として勉強を教える施設です。進学塾に子供を通わせたいとは思うものの、一体どのくらいの費用がかかるのか、いつから通わせたらいいのか、どんな塾を選べばいいのか迷う方も多いでしょう。

この記事では、近年の進学塾や進学塾の種類などから、費用や通い始めるタイミング、さらにはどんな塾を選べばいいかなど、塾選びのヒントをお伝えします。この記事を読んで、進学塾選びの参考にして下さい。

進学塾とは?種類は?

進学塾とは?種類は?

主要教科の学力を集中的に向上させることを目的とした学習塾は、2014年(平成26年)の経済産業省の調査によると約4万9,000事業所あります。学習塾の中でも進学塾とは、幼稚園、小学、中学、高校の受験を目的に勉強を教えている施設です。進学塾の中には入塾テストを実施しているところも。多くの進学塾は、学力別にクラス分けをしているので、様々な学力の生徒がいます。

文部科学省の発表では、平日に塾や習い事をしている子供は全体の73.6%を占め、そのうち塾に通っている子供は45.4%と高い割合を占めています。

また、塾に通っている子供のうち、「平日のうち2日通う」子供は29.5%、「3日通う」子供は26.4%でした。この2つに「毎日通う」の5.6%を合わせると61.5%と、実に全体の6割を超えます。さらに、塾から帰宅する時間が「18時より前」の子供は全体の21.4%しかいませんでした。

塾は、成長期の子供が多くの時間を過ごす場所のひとつ。学校以外の重要なコミュニティという側面も持っています。

子供にとっても親にとっても塾選びは大きな課題です。本人に合った塾を選ぶために、まずは塾の種類について紹介。

進学塾は、その指導方式によって、集団指導と、個別指導の2つに大別されます。

それぞれに特徴とメリット、デメリットがあるので順に詳しく説明します。

集団指導の進学塾とは?

集団指導は学校の教室のような形で11人以上の生徒に対し、講師が講義をする指導方式です。昔は塾と言えば集団指導が大半でした。

向上心のある生徒にとって、同じ教室の中に近い成績のライバルがいるので、競争心が働き成績が上がりやすいメリットがあります。しかし、大人数のため講師の指導が行き届かないことがあるデメリットも。また、集団指導の場合は決まったカリキュラムに沿って講義を行なうため、講師は学校のように指導要領にしたがって授業をするだけという塾も少なくありません。

集団指導は講師にとっては楽ですが、生徒たちに一斉に同じ講義をすることで習熟度にばらつきが出る点もデメリットです。

こうした集団指導のデメリットを解消すべく生まれたのが、個別指導となります。

個別指導の進学塾とは?

個別指導とは、マンツーマンから3~4人くらいまでの少人数を相手にした指導方式です。

講義はなく、生徒個人に適したカリキュラムをそれぞれのペースで進められ、分からない点もすぐに質問できるというメリットがあります。また、個別指導はスケジュールが合えば講師を選ぶことも可能なので、相性の良い講師に指導してもらえるメリットも。

個別指導のメリットにより、フランチャイズチェーンの個別指導塾が次々と全国展開されて、集団指導から個別指導へと塾の指導方式の流行も移ってきました。しかし、個別指導が浸透するに連れ、そのデメリットも取上げられるようになり変革が進められています。

まずは、集団指導よりも塾費用が高額であること。また、個別指導は講師の評判が広まりにくいため講師の当たり外れがあるというデメリットがあります。

マンツーマンの進学塾では競争心が働きにくく、生徒のやる気を引き出すのはすべて講師の力量に頼るというデメリットもあり、同じ個別指導方式の進学塾でも、生徒間をパーティションで区切っている大部屋型は、講師の目が届きにくい傾向にあります。

また、個別指導塾にはホワイトボードや黒板がないため、講師は複雑なことを説明しにくく、口だけの説明で済ませてしまいがちな傾向があると言われています。

集団指導でも個別指導でもない、ハイブリッド型の誕生

集団指導と個別指導のメリットとデメリットを紹介してきましたが、近年それぞれの良い点だけを取り入れたハイブリッド型の進学塾が誕生しています。

ハイブリッド型の指導方式は普段集団指導で生徒たちに切磋琢磨させ、やる気を引き出し、かつ塾費用を抑えたものです。

そしてテスト前入試前になると個別指導へと切り替え、定期的に個別指導を実施することで、必要があれば補習を行ない、生徒たちの学力を向上させていく指導方式が採用されています。

しかし、こういった決め細やかな指導を行なう進学塾は数が圧倒的に少なく、大半が個人経営で生徒数も少ないのが現状です。そのため、このような進学塾を探し出すのは至難の業となっています。

進学塾はどのくらいの費用がかかる?

進学塾はどのくらいの費用がかかる?

「中学や高校受験のために塾に行かせたいけれど、どのくらいの費用がかかるのか心配。大よその相場を知りたい」という親のために、進学塾にかかる費用について紹介します。

小学校の進学塾の費用はいくらかかるの?

小学校の進学塾の費用について紹介します。文部科学省が2016年(平成28年)に行なった「子供の学習費調査」では、小学校に通う子供の塾代は次の通りです。

公立小学校では全学年を平均すると年間で56,864円。1年次では25,392円、2年次では27,448円、3年次では32,626円、4年次では62,453円、5年次では98,413円、6年次では94,813円となっています。

対して私立小学校では全学年を平均すると年間で221,534円です。1年次では110,390円、2年次では101,022円、3年次では136,661円、4年次では229,963円、5年次では323,654円、6年次では431,565円となっています。

ただ、同じ調査では公立では64%、私立では、33%が塾に通わせていないと回答しており、この平均費用は塾を利用していない生徒も含めた数値となりますので実際はこの金額を上回っている可能性があるため注意が必要です。

中学校の進学塾の費用はいくらかかるの?

中学校の進学塾の費用について紹介します。文部科学省が2016年(平成28年)に行なった「子供の学習費調査」では、中学校に通う子供の塾代は次の通りです。

公立中学校では全学年を平均すると年間202,498円。1年次では117,795円、2年次では162,548円、3年次では322,386円となっています。

対して私立中学校では全学年を平均すると年間143,694円です。1年次では120,384円、2年次では140,492円、3年次では170,346円となっています。

小学校とは逆に、私立の方が安い傾向です。これには高校受験が大きくかかわっています。

公立の3年生が2年生の倍以上かかっているのは、受験対策のためです。夏期講習や冬期講習、志望校別の特別対策講座などのオプションに費用がかかっています。

対して、中高一貫教育が多い私立は受験対策する必要がないので3年生になっても費用が大きく膨らむことがありません。また、塾に通わせていない家庭も公立では29.9%なのに対して、私立では46.3%と逆転しています。

進学塾の相場ってどのくらい?

実際に進学塾の相場はどのくらいなのでしょうか?先述したように、個別と集団の指導方式や受講する日数、受講時間、オプションによっても料金は大きく異なります。例えば大手進学塾で集団指導方式、中学難関校の受験を目的とした小学6年生の場合、夏期講習や冬期講習、志望校の特別講座などのオプションを含めると年間100万円前後が相場です。オプションを一切付けない場合は、平均で50万円前後となっています。

コスパの良い進学塾は?

コスパが良い進学塾は存在します。例えば個別指導なのに低料金と高コストパフォーマンスで有名な塾などです。小学6年生が東京で週に3回、1コマ90分の個別指導を受けた場合、年間で37万2,000円程度です。

他にも、広告などにお金をかけず、知名度は低いもののリーズナブルな価格設定の個人塾など、地域に根ざした活動をしている進学塾は多数存在します。

通い始めるタイミングは?

通い始めるタイミングは?

先述した文部科学省が2016年(平成28年)に行った「子供の学習費調査」では、小学校3年生で32,626円だった進学塾・学習塾の平均費用が、4年生では62,453円と大きく上昇しています。

これは進学塾において、中学受験用のプログラムが4年生からスタートすることに関連しているからです。このことから、中学受験を目指す場合は、小学校4年生からスタートさせるのが良いタイミングだと言われています。

どんな進学塾を選べばいいの?

どんな進学塾を選べばいいの?

どんな進学塾を選択するべきかは、子供の性格、学力、安全の3つの基準があります。順に詳しく説明します。

子供の性格で選ぶ~集団指導と個別指導~

集団指導が良いのか、それとも個別指導が向いているのか、見分けるには子供の性格がかかわってきます。

明るくハキハキとして自分の意見をしっかりと話すことができ、外向的な性格の子供なら、仲間と切磋琢磨して一緒に伸びていくことができる集団指導がおすすめです。

対して内気で自分の意見をあまり通すことなく、優しく内向的な性格の子供を集団指導の進学塾に通わせてしまうと、集団で学習することにひるんでしまうことも。他の子と自分を比べ、あまり思うように力を伸ばすことができないケースが多々見受けられます。そんな子供にはぜひ個別指導がおすすめです。しかし、個別指導の中でもマンツーマンでは、子供は考える時間を与えられず、緊張してしまい逆効果になることも。1部屋の生徒数が4人程の少人数制で、教室に黒板かホワイトボードがあり、講師が子供一人ひとりに寄り添うように指導する進学塾が理想的です。

こうした塾であれば、他の子を指導している間に子供は一息つくことができ、4人なら適度な緊張感が生まれライバルや仲間にもなりやすい傾向にあります。

子供の学力で選ぶ~いきなり進学塾で大丈夫?~

進学塾へいきなり通い始めてしまうと、学力が追いつかず、途中で塾を辞めてしまう子供も少なくありません。

ほとんどの塾で入塾テストを行なっていますが、中には、ついていけないレベルの内容にもかかわらず、無理やり入塾させてしまう悪質な進学塾があるのも事実です。

そうした事態を避けるため、まずは1日体験入学させるなどして授業風景を見学し、親の目で確かめることをおすすめします。子供がついていけないと判断すれば、他の進学塾を検討するか、まずは別の補習塾へ通わせ学力のアップを図った方が良いでしょう。

子供の安全で選ぶ

先述したように、塾は子供が多くの時間を過ごす大切なコミュニティのひとつです。しかし、塾内や通塾時には親の目が届かない懸念があります。安全が確保されていなければ子供を安心して通わせることはできません。

全国学習塾協会では「学習塾に通う子供の安全確保ガイドライン」が定められています。具体的には通塾時の不審者情報の通報や、職員の採用方法の適正化、塾内の施設や設備の安全確保などのガイドラインです。ガイドラインの中には、地震や火災、セクハラの対応マニュアルも用意されています。

全国学習塾協会などの団体に加盟している進学塾を塾選びの基準とすることも、ぜひ検討してみましょう。

まとめ

この記事では、進学塾の近年の種類や形態から、年間かかる費用、通い始める最適なタイミング、塾の選び方など塾選びのヒントをお伝えしました。

年間100万円を超える高額な費用がかかることや、私立中学校では半数近くが塾通いをしていないことも紹介。集団指導と個別指導、大部屋と小部屋を選ぶには子供の性格が関連していました。この記事を読んで、子供の性格に適した進学塾選びの参考にして下さい。

※この記事は、2019年(令和元年)11月時点の情報に基づいて作成されています。

※当サイトは原則「リンクフリー」といたしております。

近くの進学塾・予備校・個別指導塾を検索する

北海道宮城東京神奈川埼玉千葉愛知大阪兵庫福岡その他の地域

ページの先頭へ戻る