【メディアポ】テレビ局まるわかりブログ|テレビログ

ラジオ局の仕事というと、アナウンサーの仕事や番組制作の仕事を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、それだけではありません。他の企業と同様に、営業や技術面の仕事もあります。また、最近ではイベントを企画し、動画等も作ってインターネットを利用して拡散するなど、ラジオ放送だけにとどまらず、あらゆるコンテンツも作り始めています。今回は、ラジオ局にはどんな種類の仕事があるのか、局によって給料や年収などの待遇に違いがあるのかなどを紹介します。

益子 ヒロシと広川 ふみ
マスコミをお探しなら「メディアポ」
ブログコンテンツTOP
  • 文字サイズ

記事

2019年4月23日

【ラジオ局のお仕事情報】ラジオ局の仕事と給料・年収

【ラジオ局のお仕事情報】ラジオ局の仕事と給料・年収

ラジオ局に就職したらどのような仕事があり、給料はどのくらいになるのでしょうか。ラジオ局というと、とても興味深い仕事が多いようですが、一般の人から見ると、アナウンサーや、番組を作るプロデューサーやディレクターの仕事をまず思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、ラジオ局の仕事はそれだけではありません。

他の企業と同様に営業や技術面の仕事もあります。また、最近ではイベントを企画し、動画等も作ってインターネットを利用して拡散するなど、ラジオ放送だけにとどまらずあらゆるコンテンツを作っています。

そのように多岐にわたる興味深い仕事ですが、仕事をするのであれば、年収はやはり気になるところです。ラジオ局もキー局とローカル局があり、それぞれに給料も異なります。どの程度の違いがあるのかなどを紹介していきます。

ラジオ局の仕事の種類

ラジオ局の仕事の種類

編成部

編成部の仕事は、ラジオ放送を聴き続けてもらうためにはどうしたらいいかを考え、実行していく仕事です。聴取する時間帯の聴取者の年齢層などを分析し、番組を企画します。

ラジオ番組を聴いている人の場合、チャンネルを変えずにそのままつけっぱなしという場合が多いようです。そのため、番組をうまく組み合わせリスナーが飽きずに聴き続けてくれるように「編成」することが主な仕事です。編成部はいわばラジオ局のマネージャーなのです。

制作部

制作部の仕事はラジオ番組を実際に制作する仕事です。パーソナリティーや出演者と打ち合わせをし、放送作家と番組の構成などを手がけ、ゲストを選び、出演依頼をする、キューシートと呼ばれる番組の進行をまとめた表の作成などがあります。プロデューサーやディレクターの仕事が制作部です。

キー局の場合はスタッフが細かく仕事を分割していますが、小さなローカル局ではディレクターが音響のミキシングや脚本の用意までする場合もあります。

テレビ番組の場合、ディレクターは重い機材を持つなど力仕事も多いため、男性が主流ですが、ラジオ番組の場合、女性ディレクターもたくさん活躍しています。ラジオ番組のディレクターはリスナーのニーズを考えながら、番組スタッフがそれぞれ仕事をしやすい状況を作っていくのが主な仕事です。そのため、女性の持つ機敏な心の働かせ方などがディレクターの仕事にも役立っています。また、女性ならではの視点で面白い番組が作られているという面もメリットです。

技術部

技術部の仕事は音声やネットワークなどの技術面の仕事です。具体的には、主調整室では番組とCMが問題なく送出されているかを監視し、音声ミキシングがきちんとされているか、回線管理についてのチェックなどが主な仕事。陸上無線技術士という国家試験の資格が必要ですが、ほとんどの場合、入社後に取得します。

技術というと少し退屈な技術だけに関わる男性の仕事場というイメージもありますが、女性も技術部で仕事をし、電波チェックやリスナーとのコミュニケーションからさらに技術を磨いていくという、技術部とリスナーの架け橋のような仕事も多くこなしています。

最近では、ラジオ番組のコンテンツをデジタル化し、SNSなどを使って拡散するIT技術を必要とする仕事もだんだん増えてきています。これまで、ラジオ番組は音声だけでしたが、動画を配信することも増えつつあるため、映像などの技術も幅広く必要になるでしょう。

営業部

営業には外勤と内勤があります。内勤は基本的に外勤のサポート全般と外勤と社内の制作部や編成部との調整を行ないます。外勤の仕事は、ラジオ局の番組やCM枠を外部に販売することです。クライアントの商品やサービスを広めるために、番組内にとどまらずイベントやデジタルメディアなどの企画も行ないます。

ラジオ番組の制作を希望してラジオ局に入った人にとっては、営業職は敬遠されがちかもしれません。しかし、ラジオ局の営業部はクリエイティブな仕事もたくさんこなしているのです。例えば、CMの原稿を書いたり、中継のお手伝いをしたりすることも、営業の仕事の一部なのです。

イベントの仕事

ラジオ局も、番組制作以外の仕事が増えてきました。ラジオ番組を媒体にして、コンサートやコメディ等のステージ、映画の試写会など多くのエンターテイメントの企画を手がける仕事です。プロデューサーとしてイベントを企画し、開催しています。

ラジオ局のキー局とローカル局の違い

ラジオ局のキー局とローカル局の違い

ラジオ局にはキー局とローカル局があります。地上波が混信することを防ぐために、それぞれのラジオ局には放送する範囲が規定されているのです。1ヵ所の放送局から全国への放送はできません。キー局は、ネットワークの中心にある放送局のことで、キー局が制作した番組をローカル局に配信し、全国で放送されます。

ラジオ放送のキー局には、AM放送ではTBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、FM放送ではエフエム東京、J-WAVEがあります。そしてそれぞれのローカル局にはAM放送がJRN系列局、NRN系列局、FM放送がJFN系列局、JFL系列局、MegaNetなどがあります。

ローカル局は、基本的にキー局の番組を受け、それぞれのエリアで放送します。ローカル局でも番組制作や報道を行ない、各エリアに密着した番組を作っていますが、経済的な問題もあり、キー局の番組に頼らなければなりません。

ローカル局の中には、FM大阪のように、自社制作の番組も供給しているラジオ局もあります。これらは準キー局と呼ばれています。その他、名古屋に本社がある東海ラジオなど在名基幹局と呼ばれるラジオ局も、首都圏にあるキー局ほどではありませんが、自社で番組を制作、供給することもあります。

キー局への就職は狭き門なので、ローカル局で仕事をして経験を積んでからキー局に再就職をする人もたくさんいます。

ラジオ局の給料:アナウンサーとアナウンサー以外

ラジオ局の給料:アナウンサーとアナウンサー以外

ラジオ局に就職した場合にどの程度の給料が期待できるか募集要項などを利用して見ていきます。またラジオ局に就職しない場合でも、ラジオ局の番組制作をする会社やフリーランスの仕事などもあります。そういう場合の収入面も見ていきましょう。

ラジオ局の初任給と年収

NHKの場合、ラジオ局以外のすべての職員の給料ということになりますが、参考までに紹介します。

  • 短大・専門・高専:月給187,410円
  • 大卒:月給213,360円
  • 院卒(修士):月給226,360円
  • 院卒(博士):月給257,860円

(2018年4月実績)

これに賞与が年2回です。ほぼ普通の会社員とは同じです。NHKは公共放送ですが基本的に民放ラジオ局と同じくらいの給与体制にしています。

ローカル局の場合もだいたい初任給は大卒で21万円前後のところがほとんどです。多いところで24万円くらいですから、基本的にはキー局もローカル局も初任給は同じくらいと言えます。

ただし、キー局の場合はその後の昇給がかなりあることが予想されます。ラジオ局のみの給与は公表されていませんが、例えばニッポン放送を含むフジ・メディア・ホールディングスの平均年収は1,485万4,000円です。これはあくまで平均ですから、プロデューサーなどの役職に就けばさらに収入が見込まれます。

また、アナウンサーの場合はキー局で働いている場合、ほとんどの場合、年収が1,000万円を超えます。アナウンサーはやはり東京や大阪で働いている人の収入が地方より多いのは、キー局で働いているためということでしょう。

また、人気が出てフリーとして働く人の場合、収入がさらに高額になります。キー局で働いている場合は多くて2,000万円くらいと言われていますが、フリーで人気のあるアナウンサーの場合は契約になるので、多い人はもっと高収入だと予想されます。

ラジオ番組制作会社

ラジオ局に就職してもやりたい仕事ができるかどうかは分かりません。そのために、ラジオ番組を制作する会社への入社を選択する人もいます。このような会社は、比較的小さな規模のところが多く、あまり予算をかけられないローカル局のために、ラジオ番組を企画、制作しています。

一例を挙げると、東京都港区の某プロダクションは、10人のスタッフで50以上の番組を請け負っており、企画から全てを1人の社員が任され制作しています。募集要項によると、初任給は22万円、年収例を紹介すると、29歳で経験6年の場合、385万円、39歳で経験11年の場合543万円などです。昇給率はあまり高くありませんが、やりがいのある職場であると言えるでしょう。

フリーランスのラジオディレクター

フリーランスのラジオディレクターとは、制作会社やラジオ局に所属せずにフリーでディレクター業をする人たちです。基本的には最初はどこかのラジオ局か制作会社で経験を積んでから独立します。自分で仕事を手に入れなければ収入は0円ですから、営業能力と実績が大事なポイントになります。

フリーランスで働くメリットは、自分のやりがいのある番組に全力投球できることです。自己判断に委ねられるため、仕事がかなりキツイことは想像できますが、良い仕事をしたときの満足感は何にも代えがたく、新たな自信となるでしょう。デメリットは、継続番組がないと生活が安定しないことです。年収は200~600万円くらいと言われています。

アナウンサーもフリーランスという働き方を選ぶことが可能です。人気のあるアナウンサーなら高収入を期待できますが、ディレクター同様、生活が安定しないというデメリットがあります。

※この記事は、2018年10月時点の情報に基づいて作成されています。

※当サイトは原則「リンクフリー」と致しております。

近くのラジオ局を検索する

北海道宮城東京神奈川埼玉千葉愛知大阪兵庫福岡その他の地域

ページの先頭へ戻る