首都高速6号三郷線の概要と魅力
首都高速6号三郷線は3環状9放射の路線のひとつで東北地方からの入り口となる道路です。都心の渋滞解消や地方から東京へのアクセスを良好にするために作られましたが、近頃はパーキングエリアなどが人気スポットとなっていることから、非常に注目される路線のひとつとなりました。また、首都高速6号三郷線はその周辺に沢山の観光スポットを持つ魅力溢れる路線でもありますので、以下では首都高速三郷線の概要と共に、路線周辺にある立ち寄る価値のある観光スポットを見ていきましょう。
3環状9放射の路線である首都高速6号三郷線
東京都では都心を中央に据えた放射道路と環状道路の整備を目指しています。この首都圏の道路交通のネットワークは3環状9放射と呼ばれており、首都高速6号三郷線は放射道路のひとつの路線です。首都高向島線と合わさって首都高速6号線を構成。
首都高速6号三郷線は東京都葛飾区にある小菅ジャンクション(JCT)において中央環状線と結びつき、埼玉県三郷市の三郷ジャンクション(JCT)から東京外環道路と繋がっている総延長10.2kmの路線です。さらに三郷ジャンクション(JCT)からは常磐自動車道で宮城県仙台市へと繋がっています。
1985年(昭和60年)に全線が開通した路線で、全線のほとんどが外環道路の南側にあるため、東京の路線として扱われているのが実情です。
ベッドタウンである埼玉県三郷市から都心へと向かうアクセス手段であり、東北から東京への入り口の道路でもあるため、平日24時間の交通量はおよそ94,000台と非常に交通量が多い道路。小菅ジャンクション(JCT)から三郷ジャンクション(JCT)の間に5つの出入口を持ち、本線料金所は八潮にあります。
最高速度は三郷ジャンクション(JCT)から加平インターチェンジ(IC)までは時速80km、小菅ジャンクション(JCT)から加平インターチェンジ(IC)までは時速60km。走行エリアによって最高速度が異なるため、運転をする際には注意が必要です。
首都高速6号三郷線での事故や渋滞が起こりやすいポイント
高速道路での事故の多くは乗り入れの激しい場所でおき、その原因のほとんどは、スピードを出しすぎていることに加えて、車間距離が十分でないということが挙げられます。
また急な減速が起きやすい料金所や、カーブがあるところなどでは見通しの悪い場所も事故が発生しやすいです。そのため、ジャンクションや出入口付近では十分な注意を持って運転する必要があります。
また、首都高三郷線は大変渋滞が発生しやすい路線。渋滞は事故と同じく乗り入れの多い場所で発生しやすいため、首都高速中央環状線とを結ぶ小菅ジャンクション(JCT)において混雑が起こりやすいです。
首都高速6号三郷線の区間の混雑は大変激しく、湾岸線の辰巳ジャンクション(JCT)と葛西ジャンクション(JCT)間での渋滞に次いで、首都高速第2位の混雑区間。上りでは加平付近に6~21時まで、下りでは小菅ジャンクション(JCT)内が11~21時まで混みやすいです。この渋滞は土日に解消されますが、上り路線の加平付近では16~19時の間は変わらず混雑しやすくなっています。
首都高速6号三郷線は全域にわたって渋滞が多い路線のため、それに伴って事故の件数は少なくありません。そのため、運転する際にはしっかりと車間距離を取って運転をすることを心がける必要があります。
高速道路での事故・渋滞を避けるためのポイント
高速道路での事故や渋滞を避けるためには、交通ルールを理解した運転が大切。首都高速6号三郷線では非常に渋滞が激しい道路のため、自分勝手な運転が渋滞を発生させてしまいかねません。
高速道路を運転する際にはまず注意をしたいのが最適な速度での運転です。最高速度までアクセルを踏むのではなく、周囲の運行状況に合わせた速度で運転をすることが大切。
しかも、首都高速6号三郷線の最高速度は、加平インターチェンジ(IC)を境に、三郷ジャンクション(JCT)までは時速80km、小菅ジャンクション(JCT)までは時速60kmとなっているため、速度変化に注意を持って運転をする必要があります。
それにくわえて車間距離の距離もしっかりと取りましょう。安全な運転をするためには時速60kmでは44m、時速80kmでは80mの距離を開けておく必要があります。
この距離は車のタイヤや天候の状況などにもよって変化してきますので、追い越しを行なう際には追い越し車線にとどまらないようにして、追い越しを済ませ次第、走行車線へと戻るようにしましょう。
事故や渋滞に巻き込まれた場合、首都高速6号三郷線には2つのジャンクションの間に5つの出入口があるので、そこから下道を利用することも考えるというのもひとつの方法です。
加平インターチェンジ(IC)からは東京都道318号環状七号線(環七)に抜けられます。加平インターチェンジ(IC)は、環七の内回り線と外回り線でランプウェイを分けて設置しているので、環七に下りる際には注意しましょう。八潮南インターチェンジ(IC)からは埼玉県道102号平方東京線、埼玉県道115号越谷八潮線、八潮インターチェンジ(IC)からは埼玉県道116号八潮三郷線へと降りることができます。
また、目的地によっては三郷ジャンクション(JCT)より国道298号や、東京外環道路を使って、大回りで渋滞を回避することも可能。都心から埼玉方面へと向かう場合には、首都高速6号三郷線を迂回して首都高川口線などを利用するのも良いでしょう。
首都高速6号三郷線の周辺の観光スポット
首都高速6号三郷線の周囲には多くの観光スポットがありますので、旅行の経路として首都高速6号三郷線を利用する際には、これらのスポットに立ち寄ることで、より思い出深い旅行ができると人気です。
加平インターチェンジ(IC)近くからは「東綾瀬公園」へと出向くことができます。「東綾瀬公園」には日本庭園があり、多くの植物が育てられていることでも有名。
また、1989年(平成1年)に野球場であった敷地に「東京武道館」が設立されました。「東京武道館」は建築家の六角鬼丈による菱型がモチーフの前衛的な外観の建物です。武道や運動競技の会場として利用されるだけでなく、ライブイベントなども行なわれています。
首都高速6号三郷線にそって流れる「綾瀬川」は、八代将軍徳川吉宗の時代に記された「本所雨やどり」に「ゆく水の波織(なみおり)かくるあやせ川かはの名しるし見ゆる錦藻(にしきも)」と読まれる程、美しく江戸の人々に愛された川でもあり、江戸と武蔵(現在の埼玉県)とを結ぶ運河として、沢山の船が行き交いました。
首都高速6号三郷線のパーキングエリア
最近では高速道路の楽しみ方として、パーキングエリアが魅力的なスポットとして注目を浴びるようになっています。
首都高速6号三郷線には上り路線に八潮パーキングエリア(PA)、下り路線に加平パーキングエリア(PA)があり、八潮パーキングエリア(PA)は上り路線にのみ設置されているので、八潮本線料金所の先から進入することが可能。駐車場は小型64台、大型27台があり、7時からレストランが開店しているパーキングエリアです。パーキングエリア内には大型バスの停車場を設け、都心での渋滞の回避を図っています。
静岡県の吉田町「中村醤油」を味付けに用いた「豚バラ蒲焼丼」や、菊水堂の「できたてポテトチップス」や、「2008JAPAN CAKE SHOW TOKYO」のグランガトー部門において優勝したパティシエが作る「けやき通りサブレ」がお土産物として人気。
加平パーキングエリア(PA)は下り線にのみ設置されているパーキングエリアで、駐車場は小型が24台、大型が4台停めることができますが、10m以上の長さの車は停車させることができないため、注意が必要です。
レストランやスナックコーナーは7~21時まで開いており、「揚げパン」を目的に訪れる人が沢山います。また、テイクアウトのできる、手仕込み生姜風味の「唐揚げ」も大人気です。
構造が複雑ながらも美しいと言われる三郷ジャンクション(JCT)
構造が複雑ながらも美しいと言われる三郷ジャンクション(JCT)ですが、近頃では機械的な美しさや機能美を持った現代建築物を見学するツアーが人気。三郷ジャンクション(JCT)もその複雑な構造から、夜景スポットとして知られています。
三郷ジャンクション(JCT)は開けた田地の中に、突然浮かび上がるように現れる巨大な建造物。その迫力とデザインの美しさは下から眺め上げるだけでなく、上空から眺めることでよりはっきりとします。
常磐自動車道と首都高速6号三郷線が接続し、そこに東京外環自動車道が直行する三郷ジャンクション(JCT)は、上空から見ると非常に美しいタービン型をしている建造物です。そのため、見る角度によって、車道が複雑にからみ合って見えます。また高架下は非常に鮮やかな赤に彩られており、車道に沿うように作られた歩道者用道路がより複雑な雰囲気を与えているのも魅力。
ジャンクションを上手に撮影するには三脚を使うのがおすすめです。迫力あるジャンクションの写真を撮るためには、広角レンズを用いて上空を見上げるように撮影することで、覆いかぶさってくるような重厚感のある写真になるでしょう。
小菅ジャンクション(JCT)の周辺は夜景スポットが多い
小菅ジャンクション(JCT)は直結Y型と呼ばれる標準的なジャンクションですが、中央環状線と首都高速6号三郷線という2本の高速を繋いでいる、シンメトリーな美しさを持ったジャンクションです。
綾瀬川にかかる橋の上から撮影することで、川の中に首都高速が走っているかのような幻想的な写真を撮影することができます。特に、2本の道路の交差するポイントの下に、新水戸橋という橋がかかっており、そこから大きく迫力あるジャンクションを撮影することが可能。
この周辺には夜景スポットが多く、700m先にある堀北ジャンクション(JCT)は、小菅ジャンクション(JCT)と共に人気の撮影スポットです。
さらに中央環状線を外回りに向かうと綾瀬川に「かつしかハープ橋」がかかっていますが、こちらはS字型の曲線になった橋桁を高さの異なる2本の柱から吊り下げる、世界初の曲線斜張橋として知られている橋で、夜景スポットとしても有名。
川にかかる様子が楽器のハープに似ていることから「かつしかハープ橋」と名付けられました。夜間にはS時状の橋桁にそって点けられたライトによって川面にその幻想的な姿を映し出します。
※この記事は、2018年2月時点の情報に基づいて作成されています。
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