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これから競馬をはじめようと考えている人向けに、馬単の魅力、馬単馬券の買い方から払い戻しまでの流れについて、分かりやすいように解説。馬券には4種類のマークシートがあり、予想の仕方によって、記入するマークシートが変わってきます。また、着順の確定にも注意が必要です。初心者には複雑に思える馬券の買い方ですが、要所を抑えれば簡単。一連の流れを頭に入れて、実際のレースで役立ててみましょう。

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馬単馬券の買い方から払い戻しまで

馬単馬券の買い方から払い戻しまで

競馬の馬券には様々な買い方があります。馬単馬券の魅力は高い配当金。払戻金の過去最高額は149万8,660円でした。

同じ連帯式馬券である、馬連の過去最高額50万2,590円よりもはるかに高額となっています。

その分、的中率は低く予想は難しいですが、購入時の戦略性が広く、それが競馬の魅力のひとつ。着順の確定や馬券の取り扱いにも注意が必要です。

万馬券のエピソードなどを絡め、マークシートへの記入の仕方、購入方法から払い戻しまでの流れを解説します。

大きなリターンが馬単の魅力

大きなリターンが馬単の魅力

馬単とは、1着と2着になる馬を着順通りに当てる連対式の馬券。正式名称は、「馬番号二連勝単式勝馬投票法」です。

同じように上位2頭を選ぶ連対式の馬連と似ていますが、馬連はあくまで1着と2着の組み合わせであり、着順通りに当てる馬単とは異なります。

したがって、着順を問わない馬連よりも馬単は的中率が低くなり、その分、高配当。さらに、人気のない馬、いわゆる大穴馬が1着にくると高配当になる傾向です。

JRAのサイトにある払戻金ランキングを見ると、2006年(平成18年)9月9日に中京競馬場で行なわれた「3レース・3歳未勝利戦」では16頭中13番人気のメイショウギリーが1着、12番人気のデンコウグリーンが2着となり、払戻金は馬単が149万8,660円、馬連は50万2,590円でした。

JRA歴代1位の高配当となったこのレースを鑑みると、やはり馬単には馬連以上に大きなリターンがあります。

高配当歴代2位となる2005年(平成17年)10月22日に東京競馬場で行なわれた「4レース・3歳以上1,000万以下戦」でも、馬単102万1,160円、馬連43万7,390円と、配当の額が2倍以上。

ちなみにこのとき1着だったゼンノエキスプレスの人気は16頭中16位で、まさしく万馬券でした。

比較的高配当となる馬単ですが、1着が大きく予想される馬に購入者が集中した場合、馬単と馬連の配当差は縮小し、配当が低いことがあります。少しでも配当を高めるためには、馬券の買い方にも工夫が必要です。

馬券を購入する方法 窓口と自動券売機

窓口と自動券売機で馬券を購入する方法

競馬場・ウインズなどで馬単の馬券を購入する際にはマークカードを自動券売機、もしくは窓口に提出して馬券を購入。窓口での購入は、記入済みのマークカードを渡すだけです。

記入間違いや、塗りつぶしの漏れがあった場合は、受付係がていねいに教えてくれます。記入に自信がない人には安心ですが、自動券売機よりも混雑することが多いので、レース直前には注意しましょう。

自動券売機で馬券を購入するには、基本的にはお金を入れて、記入したマークカードを自動券売機に入れるのみです。記入漏れがあると機械からカードだけ戻ってきます。

発走前は急いでいる人が多いため、トラブルを避けるためにも事前に漏れがないことを確認しましょう。

次に実際の手順の紹介です。はじめにお金を投入し、マークカードを入れます。

次に表示内容を確認し、画面の指示に従いパネルをタッチ。最後に精算ボタンをタッチしましょう。不足金額がある場合は再度入金が必要。

すべて完了すると、投票券出口から馬券が出てきます。お釣りがある場合は合わせて出金される、という流れです。

最後に注意する点は、締め切りがレース発走時刻の2分前で、時刻を過ぎるとそのレースの馬券を買うことはできません。窓口・自動券売機ともに同様です。

馬単の基本的なマークカード「緑」記入方法

馬単の基本的なマークカード緑の記入方法

まず、競馬場・ウインズなどで馬単の馬券を購入する際にはマークカードを使用します。

マークカードは、センター試験や適性試験などに使用されるマークシートです。

マークの仕方は、必要な項目を鉛筆で塗りつぶすだけ。自動券売機もしくは窓口に提出して馬券を購入します。

基本的なマークカードは、緑と青と赤の3種類で、購入したい馬券によって使い分ける必要がありますが、馬単の場合はどのカードでも結構です。

しかし、初心者の方は「緑のカード」を選びましょう。1点ずつ購入する方式なので、記入の仕方が分かりやすく、すべてのカードの基本形となります。

この他、「ライトカード」という物があり、基本的に内容は同じですが、文字が大きく、分かりやすく見やすいデザイン。

次に馬単の「緑のカード」記入方法の解説です。基本的には左上からアルファベットのZの流れで塗りつぶしていきます。

まずは、左上の「場名」。馬券を購入するレースの場名を塗りつぶしましょう。

次にひとつ右に移って「レース番号」です。電光掲示板などで番号を確認し、レース番号の数字を塗りつぶします。

次は「式別」となり、塗りつぶすのは「馬単」。

左下に移り、「1着・1頭目」「2着・2頭目」に予想する馬の番号を塗りつぶしましょう。

4段になっているのは、裏面を合わせると1レース当たり最大で8パターンの組み合わせを購入できるからです。

次に「ウラ」に移ります。これは馬単のみの機能。例えばまず「1着・1頭目」に5、「2着・2頭目」に1を選んでみましょう。

「ウラ」をマークすると5・1に加え、1・5を合わせて同時に購入することができます。

次が最後の記入となる「金額」「単位」。「取消」は記入したチェックを取り消すときに使う項目です。

馬単の発展的なマークカード「青」「赤」記入方法

馬単の発展的なマークカード青と赤の記入方法

「青のカード」と「赤のカード」は戦略的に馬単を買うのに適した方法。最初に「青のカード」記入の方法を解説していきます。このカードは「ながし」と呼ばれる買い方をしたい人向けです。

「ながし」とは、1着になる馬(軸)を決めて、2着になる馬(相手)を複数選ぶ購入方法。

馬単は「連単ながし」となり、マークカードの裏面を「緑のカード」と同じように左上からアルファベットのZの流れで塗りつぶし、2着の馬は「相手(馬番)」を塗りつぶしましょう。

「全通り」は、塗りつぶすと2着の組み合わせを全通り購入する方法です。このカードには独自の項目として「マルチ」があります。

ここをマークすると、1着になる馬と2着になる馬の着順が入れ替わった組み合わせも購入できるというもので、例えば「1着A、2着B」の馬単を買ったときにマルチにマークをすると「1着A、2着B」「1着B、2着A」の2点の馬券を買うことになり、口数は倍。

軸に自信がないときや、高配当を狙い1番人気をあえて相手に固定し、その他の馬を軸にしてながすという戦略を取ったときなどに有効な方法です。

次に「赤いカード」記入の方法を解説しましょう。「フォーメーション」と「ボックス」の馬券を買いたい人向け。

表面の「フォーメーション」は、予想した馬の着順を記入すると、その組み合わせすべてを一度に購入することができます。

裏面の「ボックス」は、選んだ馬の組み合わせを一度にすべて購入する方法で、それぞれ軸を絞りきれないときに有効な戦略です。

1枚のカードで「フォーメーション」と「ボックス」の購入はできません。「緑のカード」とは異なり、それぞれ左上からアルファベットのNの流れで塗りつぶしていきます。

「青のカード」と「赤のカード」は、必然的に購入口数、つまり賭け金が多くなりますが、的中確率が向上。

配当の倍率などを考慮した馬連馬券と使い分け、さらに1回のレースだけではなく、1日を通したレースでの勝利をするための戦略が必要です。

競馬だけではなくボートレース場など他の公営競技場でも見られる光景ですが、朝晩を通して会場にいる人は1日を通したレースでの勝利を目的としていることがあります。

払い戻しを受ける前に 的中の確認

払い戻しを受ける前に的中の確認

自分の購入した馬単の予想通りに1着2着がゴールしてもすぐに当選的中とはなりません。

ゴール付近にある着順掲示板に、赤く「確定」の着順が表示されて、初めて的中です。この表示を持って初めて払い戻しがはじまります。

レースは公正を期すため、走路の各コーナーの外側に設けられたパトロールタワーという塔によって監視・ビデオ撮影され、走行妨害と思われるような違反行為が発覚した場合は失格。

そのため、着順掲示板に「審議」の青ランプが点灯したときは、馬の着順に変更がある可能性がある場合です。

自分が目視した着順が変わる場合もあるので「確定」までは注意しましょう。

過去にあった大きな事例としては、JRAの高配当歴代1位である2006年(平成18年)の中京競馬場「3R・3歳未勝利戦」。

第2位にゴールしたホブノブが走行妨害の判定により6着に降着、12番人気であったデンコウグリーンが2着に繰り上がるという出来事がありました。そのため、外れた馬券を捨てるのは、確定後が無難です。

確定後は、払戻金が100円に対する金額でアナウンスされる他、場内に設置されたターフビジョンと呼ばれる大型映像ディスプレイなどで確認できます。

当選した馬券の紛失・盗難に気を付けて自動払戻機または窓口で払い戻しを受けましょう。馬券のデータはQRコードで管理されていますので、汚損に注意が必要です。

払い戻しは自動払戻機または窓口で

払い戻しは自動払戻機か窓口で

払い戻しは自動払戻機または窓口で受けることができます。100万円未満であれば、自動払戻機がスムーズです。

基本的には当選した馬券を機械の投入口に入れるだけで、自動的に払い戻し。100万円以上は窓口での手続きが必要となります。

馬券は持ち帰ってのちほど、他のJRA競馬場やウインズでも払い戻しは可能ですが、払い戻し有効期間は60日です。

馬券は払い戻ししてしまうと回収され、手元には残りません。

勝利の記念に取っておきたい場合は、インフォメーションなどで行なっている1枚10円のコピーサービスを利用しましょう。

払い戻しは自動払戻機・窓口ともに現金のみで、銀行振り込みなどは対応してくれません。

馬単が大当たりをして、高額の払戻金を受ける際は、注意が必要です。

※この記事は、2018年1月時点の情報に基づいて作成されています。

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