電車で行く映画「君の名は。」聖地巡礼!
前作「言の葉の庭」から3年、新鋭と呼ばれた新海誠監督の長編アニメーション映画「君の名は。」。公開前より話題になり、大変注目度が高かった作品です。公開後も瞬く間に過去の興行成績を抜いて大ヒットを飛ばし、世の人々の心に深く刻まれる作品となりました。中でも、舞台と言われている聖地には数多くの人が訪れています。
主人公の立花瀧が暮らすのは東京、四谷。イタリアンレストランでアルバイトをする高校生です。もう一人の主人公、宮水三葉は岐阜県飛騨地方で暮らしています。物語は東京と飛騨を行ったり来たり、やがて二人はつながっていくのですが……。そんな二人のせつない物語の舞台と言われる四谷~飛騨のコースをご紹介します。
▼ 目次
絶対に見逃せない「須賀神社」
まず訪れたいのは、映画のポスターにも使われ、聖地としても人気の高い須賀神社。瀧の住んでいる街は四谷と言われています。須賀神社の最寄り駅は東京メトロ丸の内線四谷三丁目駅です。駅からは徒歩約7分。
神社の境内につながる勾配が急なことが特徴的な男坂に、有名な階段があります。上るときより上り切ったところを振り返って見た景色は、映画を観たことがない人でもCMで流れていたシーンを思い出せるほど、イメージ通りの構図です。再現度が高く、一目で納得させられる風景。見逃せないという理由はここにあります。
階段の途中で瀧と三葉が振り返るシーンと同じように、都会の密集した住宅街が並ぶ背景で、ラストのシーンでもこの階段が使われたので、聖地巡礼には外せない場所。友達と訪れた際には、瀧役と三葉役になりきって「君の名は…!」とお互いに振り返りながら、あの有名なシーンを動画で撮るのも良いでしょう。
須賀神社では毎年6月に、江戸の五大祭りのひとつとしても有名だった御祭礼が行なわれます。夏の間だけ頒布している縁結びのお守りもお土産などにおすすめです。須賀神社を訪れたら、次は四ツ谷駅を目指します。四ツ谷駅までの道や駅周辺には、「分かれ道」や「ポスト」、「十字路」など映画の中で使われているスポットがたくさん登場するので、注意深く散策しましょう。
【施設情報】
- 施設名:須賀神社
- 所在地:〒160-0018 東京都新宿区須賀町5番地
- 電話番号:03-3351-7023
- 詳細情報:
https://www.homemate-research-religious-building.com/dtl/00000000000000202647/
映画の中で多くのシーンに登場「信濃町駅周辺」
東京都新宿区信濃町にあるJR東中央本線信濃町駅付近は、「君の名は。」で出てこない場所がないのではというほど、風景カットが多い場所です。隣の駅、四ツ谷駅も待ち合わせ場所として何度も登場しますが、今回は信濃町駅周辺スポットをご紹介します。
歩道橋
主人公の瀧がたびたび考えごとをする場所が、信濃町駅近くにある歩道橋です。映画では歩道橋の向こうに大きな木々が描かれていますが、実際には寺院が存在。写真撮影をする場合には、歩道橋の階段を上り切る手前から歩道橋の真ん中に立ったところを撮るのが良いでしょう。
ドコモタワー遠景
代々木にあるドコモタワーは、その形から周辺ビルより目立ち、四方八方から目印とされているスポットです。新海監督作品の特徴とも言えるきめこまやかな風景描写が際立っており、映画の中でも再現度が高いカットで、アニメーションと現実が交錯するような不思議な感覚に陥ります。
【施設情報】
- 施設名:信濃町駅
- 所在地:〒160-0016 東京都新宿区信濃町34
- 電話番号:050-2016-1600(JR東日本お問合せセンター)
- 詳細情報:
https://www.homemate-research-station.com/dtl/46000000000000002570/
映画のオープニングに登場「新宿警察署裏の信号」
新宿駅周辺にも映画に出てくる風景カットはたくさんあります。特に、新宿警察署裏の西新宿交差点は、円形になっていて特徴的な形をしていることで有名です。映画で出てきたシーンと同じように、円形交差点と周囲のビルを一枚の写真に収めたい場合は、カメラの広角レンズを持参すると良いでしょう。
近くには、瀧と三葉が大人になってからすれ違う歩道橋がある他、西武新宿駅とJR東新宿駅の間にあるユニカビジョン、瀧が通学路として使用していた新宿南口も見ておきたいスポットがあります。瀧が就職活動する際にもたびたび登場する新宿は、瀧の日常を感じることができる場所です。
瀧と奥寺先輩がデートをした「国立新美術館」
瀧がアルバイト先の先輩、奥寺ミキとデートした場所が、こちらの国立新美術館です。二人は四ツ谷駅で待ち合わせをして、ここを訪れました。このスポットは風景カットに多く使用されているため、見応えがあります。
国立新美術館は、東京メトロ千代田線乃木坂駅より直結、東京メトロ日比谷線六本木駅からは徒歩約5分。開館時間は10~18時(最終入館は17時30分)、休館日は火曜日です。館内には、レストランと3つのカフェがありますが、美術館閉館後も入店可能となっております。
国立新美術館は、他の美術館とは形式が違い、所蔵品を持たない展覧会中心の新しい美術館として生まれました。その外観からも分かる通り、つねに新しいものを求め、世界からの評価も高い「アートセンター」として進化。建築は、かの有名な黒川紀章氏が手掛けました。
美術館の外、六本木周辺には、公式ビジュアルガイドの風景画にあるビルなどがズラッと立ち並んでいます。二人がデート中に立ち寄った六本木ヒルズ森タワー、東京ミッドタウンなど、東京を象徴する景色を楽しめるスポットです。
奥寺先輩とデートしたカフェは美術館館内に
空に浮かぶカフェとして有名な「サロン・ド・テ ロンド」で、瀧と奥寺先輩はランチをしました。このカフェでサンドイッチセットを頼んだ二人ですが、初デートなのでどこかぎこちない雰囲気のシーン。実際は、デートにもぴったりの広々としたオープンカフェとなっています。
美術鑑賞をしたあとに、優雅なひと時を過ごせる場所です。映画の背景描写が、実際の店内とそっくりであるため、デートシーンを再現してみるのもいいでしょう。
【施設情報】
- 施設名:国立新美術館
- 所在地:〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
- 電話番号:03-5777-8600
- 詳細情報:
https://www.homemate-research.com/dtl/00000000000000157608/
【施設情報】
- 施設名:サロン・ド・テ ロンド
- 所在地:〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2国立新美術館内2F
- 電話番号:03-5770-8162
- 詳細情報:
https://www.cookdoor.jp/dtl/75000000000000057078/
二人の仲睦まじいデートシーンは「渋谷のスターバックスコーヒー」
瀧と三葉は入れ替わりの日々を繰り返しながら、お互い入れ替わったときのことをメモに残しています。その過程で瀧の体に入った三葉が、瀧と奥寺先輩とのデートを知るシーンとして象徴的です。ガラス張りの窓越しに外を覗く二人の姿はいかにも恋人同士。そのガラス張りのお店こそ、スターバックスコーヒーSHIBUYA TSUTAYA店の2階で、渋谷駅ハチ公口前にあります。
シーンでは、スクランブル交差点を行きかう人々を見ているかのようなしぐさをしている二人ですが、実際に訪れてみると、人の波を席から立ち上がって眺めている海外の方も少なくありません。そういった東京観光の定番スポットも、この映画の世界の中で映しだしているのです。
【施設情報】
- 施設名:スターバックス SHIBUYA TSUTAYA店
- 所在地:〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町21-6 QFRONT 1F
- 電話番号:03-3770-2301
- 詳細情報:
https://www.cookdoor.jp/dtl/1060014628/
瀧のアルバイト先「カフェ ラ・ボエム」
主人公、瀧のアルバイト先が新宿御苑にある「カフェ ラ・ボエム」。映画のシーンでは、外観を少し変えて描かれていますが、こちらのお店がモデルと言われています。
カジュアルイタリアンレストランのこのお店は、中世のヨーロッパを思わせるようなインテリア。大きなガラス窓から入る木漏れ日が、まるでヨーロッパに来たかのよう、と訪れた人の心をうっとりさせる店内です。東京メトロ丸の内線新宿御苑駅より徒歩およそ5分の場所にあります。営業時間は月~金曜日が11時30分~23時30分、土・日曜日と祝日が11時~23時30分、年中無休です。
【施設情報】
- 施設名:カフェ ラ・ボエム 新宿御苑店
- 所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿1-1-7 コスモ新宿御苑ビル 1F・2F
- 電話番号:03-5366-2242
- 詳細情報:
https://www.cookdoor.jp/dtl/14091700293/
瀧が三葉を探しにきた「飛騨古川駅周辺」
案内を瀧が暮らしている東京から、三葉が暮らしている飛騨へと移します。映画公開前に作られたポスターでも登場していた、田舎の風景の中にある駅舎のカット。それがこちらのJR東海高山本線、飛騨古川駅です。瀧が三葉を探しに飛騨へやってきたとき、その第一歩を踏みしめた場所がこちらの駅になります。
駅西側にある跨線橋から見たホームが映画内に登場。シーンに出てくる場所はここだけではありません。駅前のロータリーなども登場していて、心がときめくポイントが多いです。
三葉が住んでいる糸守町は風景が美しく、瀧が住んでいる都会とのコントラストを感じられる景色ばかりの土地。この駅が出てくる場面では、お腹に飛騨牛の文字があるゆるキャラ、「ひだくろちゃん」もこっそり登場しています。
飛騨市図書館
飛騨古川駅より徒歩5分ほどの場所にある飛騨市図書館は、瀧が三葉を探しにやってきた際に立ち寄った図書館と言われています。瀧はここで必死に糸守町の過去について調べていました。駅から近いので、気になった人は立ち寄ってみましょう。
【施設情報】
- 施設名:飛騨古川駅
- 所在地:〒509-4225 岐阜県飛騨市古川町金森町
- 電話番号: 050-3772-3910(JR東海/テレフォンセンター)
- 詳細情報:
https://www.homemate-research-station.com/dtl/46000000000000004280/
【施設情報】
- 施設名:飛騨市図書館
- 所在地:〒509-4292 岐阜県飛騨市古川町本町2-22
- 電話番号:0577-73-5600
- 詳細情報:
https://www.homemate-research-library.com/dtl/00000000000000281317/
三葉探しで立ち寄る神社は「気多若宮神社」
三葉が住む糸守は架空の町ではありますが、飛騨の町をイメージして描かれています。飛騨古川駅の次のスポットは、駅より徒歩およそ15分で着く気多若宮神社。神社へ続く長い階段が登場するのは三葉を探して立ち寄ったシーンです。地元の人に何かを尋ねる瀧の後ろで、同行した司と奥寺先輩がじゃれあっているシーンは、朗らかさがあります。
こちらの気多若宮神社は、平安時代に建てられたと言われている神社。国の重要無形民俗文化財に登録されており、神社の例祭である古川祭は日本三大裸祭りとしても有名です。
【施設情報】
- 施設名:気多若宮神社
- 所在地:〒509-4212 岐阜県飛騨市古川町上気多1297番地
- 電話番号:0577-73-2568
- 詳細情報:
https://www.homemate-research-religious-building.com/dtl/00000000000000291130/
番外編1:舞台のモチーフとなった「諏訪湖」
ヒロイン三葉が住んでいた大きな湖がある糸守町は、飛騨高山が舞台と言われていますが、実際には湖はありません。この湖は、長野県にある諏訪湖がモチーフとされていると言われています。というのも、新海誠監督は長野県南佐久郡の生まれ。その故郷の風景が、自身の作品に大きな影響を与えていると監督は語っていました。
昔から知っている諏訪湖の印象そのままのシーンは、地元愛が強いと言われる監督ならではです。また、自然の残る美しい糸守町について、美術監督の丹治匠は、諏訪湖など湖のある街の風景などを参考に描いたと語っています。
【施設情報】
- 施設名:諏訪湖
- 所在地:〒394-0034 長野県諏訪市諏訪湖畔
- 電話番号:0266-52-2111(一般社団法人 諏訪観光協会)
- 詳細情報:
https://www.homemate-research-tour.com/dtl/53000000000000000055/
番外編2:瀧が通っていた学校のモデル校「広島市立基町高校」
瀧が通っていた都内の学校は、三葉の学校に比べてかなり都会的です。入れ替わった三葉も、その都会的な雰囲気に圧倒されるほどでした。屋上でお弁当を食べるシーンの向こうでは、高くて大きいビルが並んでいます。校内が吹き抜けのようになっているのも現代的。こちらの学校は、広島市内にある「広島市立基町高等学校」がモデルと言われています。
【施設情報】
- 施設名:広島市立基町高等学校
- 所在地:〒730-0005 広島県広島市中区西白島町25-1
- 電話番号:082-221-1510
- 詳細情報:
https://www.homemate-research-high-school.com/dtl/00000000000000440949/
※この記事は、2018年12月時点の情報に基づいて作成されています。
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