桑名市博物館
桑名市博物館は、三重県桑名市にある博物館です。
JRもしくは近鉄の桑名駅から徒歩15分くらいのところにあります。
駅から博物館へは、まっすぐ歩いていくだけなので、迷わず行くことができました。
15分歩くのが遠いと感じる方には、桑名駅前からバスもでているようです。
5分くらいで、桑名市博物館のすぐ前に到着します。
今回は、特別企画展「村正Ⅱ-村正と五箇伝-」に行ってきました。
開館時間は9時30分から17時まで、入館は16時30分までです。
特別企画展だったので、入館料は高校生以上が1000円でした。ちなみに、中学生以下は無料です。
まず驚いたのは、博物館の入り口に「刀剣乱舞」の登場人物である「千子村正」の等身大パネルが置いてあったことです。「刀剣乱舞 -ONLINE-」とのコラボレーション企画とのことで、インパクトがありました。さすがブーム!!
等身大パネルと一緒に写真を撮っている方もたくさんいました!
博物館の中に入り、まずは1階の展示スペースへ。
「村正」をはじめとした桑名にゆかりのある刀剣が展示してありました。
重要美術品に指定されている太刀や刀、短刀も数多く展示されていて見応えがありました。刃文がそれぞれ違うので、見ていて飽きません。
また、刀剣だけでなく、刀装具の展示もありました。
細かな細工は見ていて飽きず、作品ごとについている解説もおもしろかったです。
展示スペースには、日本刀についての基礎知識を解説しているパネルもあり、とても勉強になりました。
また、刀剣にまつわることわざがたくさん組み込まれた文章も、あらためて意味を確認する機会になったりして良かったです(^-^)
2階の展示スペースには、五箇伝の太刀や短刀、刀が展示してありました。
五箇伝とは、5つの地域(大和、山城、備前、相州、美濃)にそれぞれ伝わる日本刀作りの伝法のことを言うそうです。
そして2階には、桑名市の無形文化財に指定されている「桑名の千羽鶴」も展示してありました。
1枚の紙に切込を入れて折る、数羽の鶴が繋がっている連鶴で、鶴の繋がり方によって名前がついています。
見慣れているはずの折り鶴が繋がっているのは新鮮でした。そしてすごい!!
体験もできるみたいですので、興味のある方はぜひ(^-^)
物販コーナーにも切り方や折り方が書いてあるセットが置いてありましたよ。