
葉山しおさい博物館は、神奈川県三浦郡葉山町一色2123番地の1にある葉山しおさい公園内にあり、この葉山しおさい公園は、葉山御用邸付属邸跡地に造られた公園です。公園入口は緑の木々にしっかりとした門が出迎えてくれます。園内日本庭園には流れ落ちる噴井の滝があり、すてきな空間の和庭園です。また茶室一景庵や潮見亭などの施設もあり、天気の良い日には、海岸側にある黒松林から、富士山や伊豆半島と大島なども見ることができる場所にあります。すごく開放的ですてきですよ。この葉山しおさい公園は、大正天皇崩御、昭和天皇皇位継承の地として町の史跡に指定されているそうです。開園時間は午前8時30分から午後5時までで、最終の入園は午後4時30分までです。休園日は月曜日、祝日の翌日、年末年始の12月28日から1月3日となっていますが、事前に確認して出かけるとよいですね。入園料は高校生以上が300円、小中学生が150円、葉山町内在住の70歳以上の人は入園料が無料になります。公園施設の茶室一景庵も利用ができるそうで、利用日の90日前から申し込みを受け付けています。金額は半日で午前9時から12時30分までか、午後1時から4時30分までで8000円、葉山町内居住者の方は4000円、全日利用は午前9時から午後4時30分までで16000円、葉山町内居住者の方は8000円で利用できます。一般に利用できるなんてちょっとおどろきです。このような公園でおすすめなのが葉山しおさい博物館です。その入口は旧御用邸付属邸の御車寄せを移築したそうで、入口からもう見どころですのでぜひしっかりと見て確認してほしいところです。開館時間は午前8時30分から午後5時で、入園料はしおさい公園の入園料を払えば無料で入館できます。駐車場は20台となっていますが、JR逗子駅や京浜急行逗子葉山駅からバスで一色海岸下車すぐにあります。葉山しおさい博物館には葉山周辺の海に生息する魚類、貝類、甲殻類、海藻類などが展示されていますが、昭和天皇が長年研究されてきた深海生物の展示などもあり、相模湾の海洋生物に関するオリジナルの出版物も販売されています。昭和天皇御下賜標本や上皇陛下御下賜ヨットの展示などもあり、やはり昭和天皇との縁の深い場所なのだなと感じたりします。週末の休みに、葉山しおさい博物館で葉山や相模湾の生物を学んでみるのも良いですね。