進学塾・予備校・個別指導塾用語辞典
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総合選抜
そうごうせんばつ総合選抜とは、かつて存在した公立高校の入試制度のひとつ。通常、入学試験は学校ごとに願書を提出して試験が実施される「単独選抜」である。これに対し、一定のエリアに所在する複数の学校をひとつの学区としてまとめ、共通の試験を実施し、その結果から学区のなかで平均的に合格者を振り分けていく入試制度が「総合選抜」である。受験生はその学区内にある学校全体に願書を提出することになる。学校間の格差を解消するのが目的。「学校群制度」や「合同選抜」などの名称もある。1950年(昭和25年)代に始まったものの、高校を自身で選べないことから公立高校を避ける生徒が増え、公立高校の進学実績が低下する事態を招いた。一時は各地の都道府県で実施されたが、2010年(平成22年)度入試までにすべての都道府県で総合選抜が廃止された。
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