
『屏風の虎』のストーリーとアニメーションをご覧頂けます。
屏風の虎

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あるところに、「一休(いっきゅう)」という名前の、とんちに強い小僧がいました。
ある日、そのとんちの腕に興味を持ったお殿様が一休を呼んでこう言いました。
お殿様:「一休よ、このトラが夜中になると屏風から抜け出して悪さをするのじゃ。だから、このトラを縛り上げてくれんか?」
もちろん、トラが屏風から出てくるというのはうそです。
ところが、一休は少し考えたあと、お殿様に向かって強く言いました。
一休:「おまかせ下さい!」

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縄を持ち、準備を整えた一休はお殿様に言います。
一休:「さあ、お殿様!トラを屏風から出して下さい!すぐに縛ってみせましょう!!」
お殿様はそれを聞いて考え込んでしまいました。しばらく考えたあと、お殿様は笑いながら一休に言いました。
お殿様:「まいった!見事なとんちじゃ!」

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お殿様は、一休にたくさんのほうびを授けました。
そして一休はとても嬉しそうに、そのほうびを手に寺へと帰っていったのです。



