相反する者たちが共生の道を歩んだ歴史を知った。
成田空港に隣接している航空科学博物館と同じ敷地にありながら、あまり知られていない「成田空港 空と大地の歴史館」に行って来ました。
成田空港の闇の歴史の全容がここに行くと解明されます。現在は日本を代表する空港ですが、1987年に計画の半分で開港するまでには、16年間という歳月を要し、その時間は、とんでもない狂気の時間を含んでいたことがわかります。
「成田空港 空と大地の歴史館」は、2011年6月23日開館です。
入り口は、光がいっぱい入って明るく入りやすい雰囲気でした。靴を脱いでスリッパに履き替えます。使い捨ても用意されていました。
建物が、八角形の形になっていて、放射線状に展示されています。見学順序は左周りです。1.どんなところへ、2.空港のはじまり、3.1970年前後の社会、4.流血の日々、5.成田開港、6.長く思い時間、7.シンポジウムと円卓会議、8.地域にさす光、9.成田空港の今・未来と9このコナーに分かれて、詳しく説明されています。
その時々の写真はもちろん、昔の農家の道具や生活風景の写真、闘争で使われたヘルメット、反対派の看板、ドキュメンタリー映像も多くあり、それも一部見ることができます。空港ができる前の大きな航空写真と出来てからの航空写真が展示されていて、興味深かったです。
展示の4と5の間に、「朝日のラウンジ」という部屋があって、椅子や書籍なども用意されています。このラウンジは、「双方の死者を悼み、光への道を共生の考えのもとに歩いていく」との意味があるようです。痛ましい出来事も、それぞれが受け止め、前に進むことの大切さを心から感じました。
しかしながら、今現在も空港内に農家や個人経営のペンション、神社があり、完全に解決されていない部分もあります。
航空科学博物館と同じ敷地内にあるので、駐車場は、共有です。「成田空港 空と大地の歴史館」は、入場無料です。こんなに意味深い歴史館が無料だなんてすばらしい。もっと多くの人に観てもらいたいと思いました。






