渋沢栄一先生の軌跡
埼玉県深谷市にある『渋沢栄一記念館』に行ってきました。
渋沢栄一とは深谷市郷土の偉人であり、明治維新後に
日本経済の発展に大きく貢献した人物です。
最近では大河ドラマにもなり、渋沢栄一を知らない人や
多くの若者にもその人生感や軌跡が判るドラマである。
また、2024年には新一万円札のモデルになる事も
決定しております。渋沢栄一は論語精神を重んじており
『道徳経済合一説』を唱え、その理論と共に設立に
携わった会社は生涯で約500社もあり、他にも
取り組みとして600もの教育支援や社会福祉事業を
行ないました。
さて『道徳経済合一説』とはどのような理論であるか、
「道徳」と「経済」は両立すべきとの事。
当時、お金を儲ける事を重視し走り続けると、
「道徳心」を忘れてしまう。この事から昔の偉人は
道徳を説き、お金儲けを戒める事を念頭に経済を
進めていた。しかし、後世ではこれを
「道徳とお金儲けは対立する」と思ってしまい、
「貧しいことが美しく、富裕は汚れること」と
偏った思想になってしまった。
渋沢栄一はここで『道徳と経済とは全く合一する』と
確信しており、証明する為にも『株式会社』という
組織が必要と考えたことが商工業活動の始まりであったとされる。
だが、社会が発展するにつれ、道徳仁義が大きく
後退していってしまったが、渋沢栄一は己の主義である
株式会社と論語の融合を基本とした『道徳経済合一説』が
後の社会で普及され発展していくことを期待していたとの事。
この内容は記念館内で『渋沢栄一アンドロイド』による
講習を受ければ、体験できます。
受講は予約制なので受付でお問い合わせ下さい。
ちなみに、渋沢栄一の身長は153cmほどの小柄な男性で
あったとされ、アンドロイドも壇上にいるがそのサイズ感は
感じ取れます。
記念館内の展示物は保存状況も良く、
当時の情景が目に浮かべながら閲覧できます。
アクセスですが、国道17号線バイパスを埼玉から
群馬方面へ進み、「矢島」交差点を右折(北上)し、
しばらく直進していると記念館への表示看板が現れるので
その表示に従い進行して下さい。
記念館の開館時間は、9:00〜17:00。
年末年始が休館日となります。






