緑のなかに潜む穴場
照りつける日差しのなか武家屋敷通りをぶらぶらと歩いていると、モダンな雰囲気の門が現れた。気になって中を覗いてみると、庭の緑に隠れるように懐古館が建っている。そのガラス張りの建物に惹かれるように石畳を進み、自動ドアをくぐると、土壁のロビーが迎えてくれた。スタッフの方の話ではこの建物は2019年に竣工した国立競技場を手掛けた隈研吾氏の作品らしい。地元の土と水で土壁は作られているのだと、ロビーに設置されていたモニターにインタビュー映像が流れていた。洗練されたデザインの建築は勿論その中に収められている展示物も見応えがあり、思いがけず良い場所を見つけてしまったと、充実感と共に帰路に着いた。










