江戸時代の豪商の生活空間
髙山の朝市の通りを抜けたところで日下部民藝館の案内看板が目につきましたので、髙山の古い歴史に触れたいと思い行ってみました。入口の暖簾を分け
引き戸を開けると、いきなり空間の広さに圧倒されてしまい、思わず立ち止まってしまいました。広い土間に天井の無い、梁、屋根束、母屋、垂木一つ一つ吟味された材料で組まれた空間は、日下部家がかなりの豪商であったのが一瞬で分かるものでした。訪れたのが端午の節句の時季でしたので、梁と屋根束の間に、聞いたところ全長9mもの長さの鯉のぼりが泳ぐ様に飾っていました。スケールの大きさに感心するばかりです。建物は明治初期の火災の為建替えられたそうですが、当時の大工さんが江戸時代技術で建てたので江戸時代の雰囲気は充分感じられます。見どころの一つの仏壇は、火災を免れたそうで江戸時代のままですが、今でもきらびやかで豪華さがあります。当時三百両かかったそうですが、それ以上の質と技が支えていると思いました。他に今でも色鮮やかな花嫁衣裳や飾り物、民芸品などありましたが、保存状態が良い高価な物が残っているのは日下部家に力があった為で、そのお蔭で私達が目にする事ができるのはとても幸運な事だとおもいました。陣屋で武家の文化に触れましたが、日下部民藝館では商家の文化、生活に触れて、古い町並みのある高山をより一層堪能する事ができとても充実した時を過す事ができました。










