心の拠り所
佐賀に来た際に、帰りの飛行機を長崎から乗ろうと思い、長崎までやって来ました。
初めて長崎まで来たので、美味しいものを食べたり、観光したりしようと思っていましたが、長崎には原爆落ちた所というのもあり、資料館を訪ねることにしました。
資料館は路面電車の原爆資料館駅から歩いて5分ほどのところにあるようなので、初めて路面電車に乗り、行くことにしました。
平日ということもあり、路面電車の中も、道路も空いていましたので、のんびり行くことが出来ました。降りる人も私を入れても3人くらいなので、原爆資料館がどこにあるのか不安になりました。駅を降りると看板が出ており矢印が行く先を示していたので、矢印の方へと進んでみたところ、原爆資料館がありました。小高い丘の上にあり、石畳の道路が長崎らしさを語っていました。
入口まで来ると、中学生や小学生の団体が綺麗に並んで、中に入る順番を待っていました。個人で来る人は少ないようで、入口で名前や電話番号、住所など書込み、濃厚接触者になった場合、連絡を寄越してくれるそうで、そういった配慮に安心しました。
書き込んだ後、入場券を買って、吹き抜け天井の丸いドームに沿ったスロープを入口まで降りて行きました。
壁には平和への祈りを込めた千羽鶴が飾ってあり、とても静粛な気持ちになりました。
中は、長崎に原爆投下された経緯が説明されていました。さらに進むと3階分くらいの高さの天井のある空間に来ました。
そこはライトダウンされ、原爆で焼け残った浦上天主堂のファサードがありました。
厚いレンガの壁も、原爆の爆風には敵わないのか、半壊の状態でした。その中に爆風にも負けずにマリア像が残っていました。所々欠けてはいても、長崎市民の心の拠り所になったことと思いました。
原爆前の長崎や、原爆後の人々を観ることで、心が傷みましたが、今の私たちには平和な世界を作ることが大事なのだと思いました。なかなか行くことが出来ない長崎県で、貴重な体験が出来ました。次回は子供たちも連れて来ようと思います。









