長崎歴史文化博物館
各地の博物館めぐりが大好きなわたしは、以前、まだ行ったことのない長崎歴史文化博物館を訪れました。ある程度の場所は知っていましたので、長崎駅から徒歩で行きました。10分ぐらいだったと思います。
まず、現地に着くと、この博物館は、かつての長崎奉行所があったところに建てられており、敷地内にはその一部が見事に復元されていました。雰囲気的にその時代の人になったような気分がしたのを覚えています。
そして、2階が常設展示になっていました。わたしはけっこう写真にも興味があるのですが、前からどうしても見たかったものに日本初の従軍カメラマンとして活躍した上野彦馬が使っていた写真機があります。やはり、年代を感じさせるすばらしいもので、ほんとうに満足しました。また、せっかくなので体験コーナーでは、西洋風の銀細工ペンダントづくりに挑戦しました。けっこう難しく8割程度は、指導者の方に手伝ってもらいましたが、できたときは、ほんとうに感激しました。そして、土曜・日曜・祝日にやっておられるようですが、江戸時代のお裁きの様子を再現した寸劇もおもしろいだけでなくとても勉強になりました。特に、劇が終了すると、お奉行さま役の方との記念撮影があって、すごく楽しかったです。また、展示資料の中に江戸時代の判決記録が、かなり残っていました。ガイド役の方によれば、これが歴史小説や時代劇のネタ本に多く利用されているとのことでした。普段、時代劇もかなり見るほうなので、とても印象に残りました。
最後に、8:30〜19:00までが開館で、原則定休日は毎月第3月曜日ということでしたが、展示等によって変わることがあるので、必ず確認された方がいいと思います。