佐賀県の歴史と文化を学ぶ
佐賀県立博物館は、1970年(昭和45年)10月14日に明治百年記念事業の一環として、佐賀市城内に開館した総合博物館です。 ?
隣接する佐賀県立美術館とは通路で接続され、一体的に運営されています。
館内では、自然史、考古、歴史、民俗、美術、工芸など多岐にわたる分野の資料を収蔵・展示しており、佐賀県の風土や歴史、文化を総合的に紹介しています。 ?
常設展示「佐賀県の歴史と文化」では、県内の地質や生物、考古資料、歴史的文書、民俗資料などを通じて、旧石器時代から近代までの佐賀の歩みを辿ることができます。特に、県内で出土した重要文化財や有形民俗文化財など、貴重な資料が多数展示されています。
また、屋外展示として、2022年4月15日から「高輪築堤」の一部が再現・公開されています。 ?
これは、東京都港区の再開発で出土した日本初の鉄道遺構「高輪築堤」の一部を、鉄道開業に尽力した佐賀県出身の大隈重信にちなみ、佐賀に移設したものです。全長約10メートル、高さ約1.9メートルの石積みが当時の技法で再現され、無料で見学することができます。
建物は3階建ての鉄筋コンクリート造で、十字型のプレキャストコンクリートを基本単位とした「プレグリッド・システム」と呼ばれる構造が特徴的です。
この独特な設計は高く評価され、1971年には日本建築学会賞を受賞し、2003年にはDOCOMOMO JAPANの「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」に選定されています。
館内には、佐賀県出身の洋画家・岡田三郎助のアトリエが移築・公開されており、撮影やイベントなどでの利用も可能です。 ?また、南側の公園内には茶室「清恵庵」があり、有料で貸し出しも行われています。
開館時間は9時30分から18時までで、休館日は月曜日(祝日の場合は翌火曜日)と年末年始です。 ?
観覧料は無料ですが、特別企画展などの場合は別途料金が設定されることがあります。
アクセスは、JR佐賀駅からバスで約15分、「博物館前」または「サガテレビ前」バス停で下車、徒歩1分と便利な立地です。
佐賀県立博物館は、地域の文化活動の拠点として、県民のみならず多くの来館者に親しまれています。多彩な展示やイベントを通じて、佐賀の歴史と文化を深く学ぶことができる施設です。






