大阪市立美術館
美術館、博物館めぐりの大好きなわたしは、この前、大阪市立美術館に行ってきました。天王寺駅から徒歩で、5、6分程度ですので、すぐにわかると思います。パンフレットを見ても、約8千点ぐらい展示しているそうなので、やはり大阪は、規模が大きいなあと思いました。
着くと、かなり重厚な建物で、内装も吹き抜けにステンドグラスが使われているという点も感心しました。そして、大都会にありながら、周りは芝生の公園で、家族連れなどが、ゆったりと過ごすのにもいいなあと思いました。
また、なかみも充実していました。この美術館に行った目的は、ちょうどルーブル美術館の特別展があったからです。人は人をどう表現してきたかというテーマで人物に焦点をあてたすばらしいものでした。アレクサンドロス大王、彫刻でつくられたマリー・アントワネット像、ナポレオンの若いときの肖像画など、1,600円の観覧料でしたが、わたしはすごく満足しました。それと、常設展では、日本画、彫刻、工芸等が数多く陳列されていました。特に、時代劇で印籠はよく出てくるので、興味深く見ることができました。そして、あの有名な尾形光琳の作品は色彩豊かな植物画のイメージが強かったのですが、水墨画で描かれた作品も素朴さの中にも気品を感じられて、とてもよかったです。
なお、原則月曜日が休館日で一般料金は300円、9:30〜17:00まで開館していることを付記しておきます。