
コロナ禍でのマスクの着用も緩和され、久しぶりに家族で金沢散策のドライブに出かけた時に、立ち寄ったのが「金沢くらしの博物館」になります。生まれも育ちも金沢ですが、灯台下暗しと言いますか、今まで一度も行った事が無かったので金沢の近代史を知る上で新鮮な気分になりました。「金沢くらしの博物館」は、江戸時代から現代までの金沢市民の生活や文化を展示する博物館です。金沢で有名な兼六園などの観光スポットから徒歩圏内です。また、市内中心部からもバスや車でアクセスが可能です。博物館の中には、江戸時代から現代までの金沢市民の生活や文化をテーマにした展示があります。主に民具・生活用品・日用品・伝統文化など、金沢の生活に関する様々な展示物があり、特に、江戸時代に金沢市が発展した背景や、金沢市民の生活や文化についての展示は興味深く、歴史や文化に興味のある方にはおすすめです。また、博物館には、金沢市民が使ってきた生活用品や日用品、祭りで使われる民具や装飾品などが展示されています。 その他にも、金沢の伝統工芸品である金箔や漆器、工芸品展示物の中には、金沢市民の生活や文化に関するものだけでなく、石川県全体や日本の文化についての展示物もあるため、金沢市に滞在する方には、地元の文化を知る良い機会になると思います。博物館の中には、金沢市の歴史や文化について学べる体験型の展示もあり館内にいたお子様連れの親御さんもすごく楽しんでいる姿が印象的でした。金沢市民が使用していた民具や生活用品の他にも、踊りや演劇、音楽など、金沢市の伝統文化を体験できるコーナーもあり楽しめる施設になっています。また、展示物を見ながら、音声ガイドやパンフレットで詳しい解説を聞くこともできます。博物館の中には、カフェやショップも併設されていて、カフェでは、地元の食材を使ったメニューが提供されており、金沢の美味しい食べ物を味わうことができます。今まで、訪れる機会が無かったので非常に楽しめる施設が近くにあることを知り満足感にあふれる金沢散策になりました。