魚津埋没林博物館
蜃気楼ロードを通る時に、いつも気になる看板があって、そこには『魚津埋没林博物館』と書いてあり、今回初めて行く機会に恵まれました。
魚津埋没林博物館は地元では親しみを込めて「ねっこランド」と呼ばれている県立の博物館です。北陸自動車道魚津インターチェンジから車で10分くらい。広い無料駐車場も嬉しいです。
エントランスホールを抜け、連絡通路を過ぎると、お待ちかねの埋没林コーナーです。埋没林とは海の底で発見されたおよそ2000年前の杉の原生林。川の氾濫で土砂に埋まった木々が、その後の海面上昇で海の底に沈み、片貝川の豊富な湧水のおかげで腐らずに残り、2000年前の形を今に伝えています。実際に見てみると、思ったより大きくて(林なんだから、大きくて当たり前なんですが)、照明のせいか全体的に緑色で、全部水に浸かっていて、すごく神秘的で自然の美しさを感じると同時に、美し過ぎて、神聖過ぎてちょっと怖さも感じました。ここにある埋没林は国の天然記念物に指定されています。
埋没林を見た後には、博物館のエントランスホールにあるカフェがオススメです。こちらのカフェでは、フルーツを丸ごと使った、と言うかフルーツの中にケーキが入っているスイーツが人気です。私はキウイとモモを頼んで、友達とシェアしたんですが、キウイの中にはチョコレートケーキ、モモの中にはクリームが入っていて、どちらもとても美味しかったです。こちらのカフェは博物館に入らなくても入れますので、お茶するだけでもオススメです。
魚津埋没林博物館で自然の神秘に触れ、カフェで舌も満足と、一石二鳥の博物館でした。行って良かったです!