海良い
横須賀美術館は神奈川県横須賀市鴨居4-1にある美術館で、平成19年(2007年)4月28日に開館した、山本理顕設計の美術館です。位置的には観音崎公園の目の前で海を一望できることで有名です。観音崎公園からの散策ついでに訪れる方が多いです。建築は、ガラスと鉄板の入れ子構造からなる外観が特徴的で、建物背面3面が山、目の前一面が海という素晴らしい立地を生かしたデザインになっております。所蔵品の基準は、横須賀・三浦半島にゆかりのある作家の作品、横須賀・三浦半島を題材とした作品、海を描いた作品、日本の近現代美術を概観できる作品になっています。1階の企画展示は、私が行った際には瑛九―まなざしのその先に―という抽象的な絵の展示でしたが、10月26日からは運慶展運慶と三浦一族の信仰という仏像の展示で全くことなるものでした。全く別ジャンルの展示をしてくださる美術館なので今後も目が離せないです。美術館でも、変化に富んだ企画展の開催をいているとのことでしたので、注目ポイントかと思います。横須賀美術館でメインとなる展示は、谷内六郎館で、谷内六郎さんは週間新潮の表紙絵を中心に様々なかわいらしい子供や、昆虫、動物、音楽が出てくる絵を描かれている方で、名前を聞くと谷内六郎?と思う方もいるかもしれませんが、横須賀美術館に行くとこの絵見たことあると思える作品が並んでいるくらい、実は親しみのある作品です。ぜひ皆様も現地で見てみてください。