歴史深い和時計
こちらは、台東区谷中2-1-27にある、博物館です。
立地は千代田線 根津駅から徒歩4分という駅の近くにあり、大変好立地です。
こちらの大名時計博物館は陶芸家の上口愚朗が生涯にわたり収集した大名時計を展示している博物館です。上口は昭和26年(1951)に勝山藩の下谷屋敷跡に「上口和時計保存協会」を設立しました、上口没後、二代目上口等が昭和49年(1974)こちらの博物館を設立しました。江戸時代の大名お抱えの時計師たちが作った櫓時計、台時計、枕時計などが並びます。
休館日 は月曜日です。また、夏季と12/25〜1/14 は休館しています。
開館時間 は午前10時〜午後4時 と一般的な博物館とあまり大差はありません。入館料は300円と非常に安く時計の中でも置き時計などのアンティークが好きな方におすすめです。
ここは、大変珍しい和時計の数々を堪能できます。
その中で、櫓時計(やぐらどけい)は機械部が火の見櫓のような四角い台の上に置かれ、台の中に下げられた重錘(じゅうすい)を動力として動く置時計です。最も初期の和時計で現存している本物を見れる機会はここ以外であまりありません。
和時計の歴史は深く、和時計の時刻表示方法としては、時間の遅速を調整する棒天符の錘りを昼と夜で日々掛け替え、かつ15日ごとに一刻の季節変化を調整して表示する「二挺天符」型と、文字盤の文字が描かれたプレートの間隔を15日ごとに変えて時間を表示する「割駒式文字盤」型の2種類があります。1600年代中頃に二挺天符式が登場する前は、一挺天符式の和時計が製作・使用されていました。和時計は江戸時代を通じて改良や儀重開発が進み、1800年代半ばには完成形とも言える自動割駒式へと進化しました。一挺(1本)の天符では毎日昼と夜の境である「明六つ」と「暮六つ」に錘りの掛け替えが必要であり、手間がかかるので、のちに昼用と夜用の二挺(2本)の棒天符を時計に組み込み、明六つと暮六つに自動的に昼用の天符と夜用の天符が切り替わる「二挺天符」型が発明されました。こうした歴史を知れるのも魅力の一つです。






