美しい造形美の埴輪たち
令和3年4月1日に常設展示室をリニューアルしたので、行ってみました。
隣町の横芝光町にある17基の古墳で構成される国指定史跡「芝山古墳群」から出土した埴輪をメインに展示してあります。
その中でも、この地域の支配者が埋葬されていた殿塚・姫塚の古墳から出土した埴輪がとても大型で造形美あふれる埴輪列が出土していたので、是非見てみたいと思いました。発掘調査は昭和31年に行われました。
博物館の入り口で、びっくりしたのですが、古墳の石棺が納まっていた部屋に入っていく石を模したトンネルのような入り口でした。ちょっと暗くて、「えっ!」っと思ってしまいました。それを抜けると明るいホールになっていて、ホッとしました。
埴輪ができるにいたった年表などをみて、「芝山古墳群」から出土した埴輪がずらりと並び、圧巻でした。とても良い状態の埴輪から、かけらを一つ一つ繋ぎ合わせた埴輪、一部しかないため想像で形づくられた埴輪など、発掘の苦労が伺える物もたくさん見ることができます。やはり、殿塚・姫塚の美しい造形美の「馬」や「豊かな髭をたくわえた男」と称される埴輪が作られたそのままの形で出土しているのが本当に貴重だと思いました。
それ以外にも、芝山町で行われる「芝山はにわ祭り」の様子も見ることができます。古墳時代の生活と技術を、出土した埴輪から復元した衣裳や剣、勾玉を身にまとい行われるお祭りに興味がわきました。
竪穴式住居も復元されていて、住居の中を通り抜けられます。中で作業する古代の人がリアルで驚きました。
お子さんには難しいかなと思われる方もいるかと思いますが、第2展示室あたりにモニターが置いてあり、この時代を楽しく学べるようにストーリー化した人形劇の映像をながしていました。小さなお子さんがおじいちゃんと真剣に見ていたのが印象的でした。
「芝山町立芝山古墳・はにわ博物館」は、芝山仁王尊と芝山公園の近くにあります。駐車場も十分広いので問題ありません。入場料は大人1人¥200-、JAF会員なら¥150-です。






