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家族ぐるみで頼りにされる、
地域のかかりつけ医でありたい

星ヶ丘
ファミリークリニック
院長田中 創始先生

今回インタビューを受けていただいたのは、星ヶ丘ファミリークリニック院長の田中創始(たなかはじめ)先生です。大学病院や拠点病院の内科、消化器内科、総合内科で幅広い診療経験を積み、2024年(令和6年)に名古屋市千種区で開業しました。クリニックは名古屋市営地下鉄東山線・星ヶ丘駅4番出口から徒歩1分の好立地です。「地域に密着し、子どもからご高齢者まで、家族全員の幅広い疾患を診られるクリニックでありたい」と話す田中院長に、診療方針や地域医療への情熱、また、得意とする内視鏡検査について伺いました。

星ヶ丘ファミリークリニックの
施設情報

駅から近く、通いやすいクリニックですね。主にどんな年齢層や症状の方が来院されているでしょうか。

駅から近く、通いやすいクリニックですね。主にどんな年齢層や症状の方が来院されているでしょうか。

生活習慣病をお持ちの患者さんをはじめ、健康診断で再検査となり内視鏡検査にお越しになる方や、お子さんの風邪などで来院され、その1週間後に、そのお母さんが「子どもの風邪が移ってしまいました」と家族で受診されるケースも多いですね。また、ご高齢の方が「娘がこちらのクリニックで診てもらっていて、娘から勧められたので」と来られる方もいます。

クリニックの名前も、お子様からご高齢の方まで、幅広く相談に来てもらいたいという想いを込めて「ファミリークリニック」にしましたので、これからも家族ぐるみで頼りにしていただけるよう努めていきたいですね。

また、都市部のエリアでは、患者さんが症状によって受診する医療機関を分けていらっしゃる方も多いですので、今後は勤務医時代に培った多くの経験や実績を活かして、「内視鏡検査」や「消化器内科」専門のクリニックとしても、地域の皆さんのお役に立てればと思っています。

田中先生は日本消化器内視鏡学会専門医であり、内視鏡検査を数多く手がけてこられましたね。内視鏡検査ではどんな病気が分かるでしょうか。

田中先生は日本消化器内視鏡学会専門医であり、内視鏡検査を数多く手がけてこられましたね。
内視鏡検査ではどんな病気が分かるでしょうか。

内視鏡検査は、食道や胃、十二指腸、大腸をカメラで確認して、食道がん、胃がん、大腸がんや胃、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎やクローン病などの発見が期待できる検査です。

当クリニックでは、胃カメラと大腸カメラの検査に対応しており、検査の痛みが不安という方には鎮静剤を用いて検査を受けていただいています。鎮静剤を使用すると、眠ったような状態になるので、検査後は「目覚めたら検査が終わっていた」と感じる方も多いですよ。

なかには、過去に内視鏡検査で痛い思いをされて来院される方もいるのですが、内視鏡検査を受けられたあと、「今回は痛くなかった。トラウマが解消されました。来年もぜひお願いします。」と言われたこともあります。そう言ってもらえると、私もとても安心するのですが、内視鏡検査で最も大切なことは、「安全・安心な内視鏡検査」と「病気の見逃しのない正確な診断」です。

そのため、当クリニックでは、病理診断については、「あいち病理診断クリニック」と連携し、精度向上に努めています。より確実性の高い専門の医療機関で病理診断をすることによって、病気の早期発見と早期治療ができるよう目指しています。

内視鏡検査の際、患者さんはどのように過ごすのでしょうか。

内視鏡検査の際、患者さんはどのように
過ごすのでしょうか。

検査前は、胃や腸内に何もない状態にする必要があるため、検査前日の食事は消化の良い食事を摂っていただくようにし、夕食は摂らないようにしてもらっています。

大腸カメラは、検査の前夜に「下剤」、当日の朝は「経口腸管洗浄剤」を服用して、腸内を空っぽの状態にしてから検査をスタート。この前処置に一定の時間が必要になるため、大腸カメラの検査は午後に行っています。

私は勤務医時代、他の医療機関で内視鏡検査とポリープ切除をされた方が、その後出血で倒れ、受け入れと処置した経験があるのですが、これをきっかけに、それまで以上に「患者さんの安全・安心」を最優先に考えるようになりました。

なので、検査の際、鎮静剤などの前処置を行う「処置室」から、内視鏡検査を行う「検査室」まで移動する際は、ストレッチャーに乗ったまま安全に移動できるようになっています。鎮静剤を用いた状態で歩くと、わずかな移動でも転倒などの危険がありますからね。

また、仕事の都合などで「胃カメラと大腸カメラを同日に受診したい」というご相談を受けることもあるのですが、身体への負担も大きく、検査の状況によっては処置が必要なこともありますので、私は「患者さんの安全」を最優先に考えて、別の日に受けていただくようご説明しています。

総合医療には診療だけでなく、健康増医師を志したきっかけや、病院勤務を経て開業を決意されたいきさつを伺いたいです。進をサポートすることも含まれるのですか。

医師を志したきっかけや、病院勤務を経て開業を決意されたいきさつを伺いたいです。

父親が歯科医師で、積極的に新しい治療を取り入れており、遠方からも患者さんが来院していました。海外でインプラント治療を学んで早くから実践していましたし、矯正歯科を始めた時は、私が最初の患者になりまして、おかげで今でも歯並びはきれいですよ(笑)。

そんな父親の影響もあって医学部に進学し、卒業後は腎移植に取り組みたいと考えて泌尿器科を選択したのですが、より幅広い診療に携わりたいと思うようになり、大学病院で内科を学び直しました。

のちに消化器内科、総合診療・総合内科にも籍を置き、アメリカに研究留学もさせていただいています。

こういう多様な経歴になったのは、岐阜県の国立療養所恵那病院(現・市立恵那病院)や愛知県の知多厚生病院に勤務した時期に、地域医療では様々な病気に対応する必要があると感じて、領域を広げてきたからです。

つまり、地域医療が医師としての私の原点になっています。ですから、これからはいっそう地域医療に貢献したいと考えて開業を決意しました。

今後の展望や地域のみなさんへのメッセージをお聞かせください。

今後の展望や地域のみなさんへのメッセージを
お聞かせください。

当院のような地域のクリニックには、病気を治療するだけでなく、発症や重症化を予防する役割もあると考えています。そのために当院ができることのひとつは、みなさんに健康診断や検査を受けていただくことです。

当院では、40~74歳の方を対象にした特定健診や、名古屋市の胃がん検診、大腸がん検診、前立腺がん検診、肺がん検診、超音波スクリーニング検査を受けられます。こうした検査の際に血圧や血糖値、コレステロール値も測定しますから、生活習慣病の発見と改善につなげていただきたいです。

検査の結果、生活習慣病だと分かった患者さんには、食生活や運動療法のアドバイスをして、必要であれば内服薬治療も提案しますが、生活改善を続けることで薬を減らせるケースもありますので、その方向を目指していきましょう。

こう言っても私自身が健康でないと説得力がありませんから、先日、スポーツジムに入会しました。スタッフには「続けられますか?」なんて言われていますが(笑)、私も患者さんと一緒に健康増進に取り組み、機会があれば市民講座などで病気予防の大切さをみなさんにお伝えしたいとも思っています。

また、スタッフと共に「患者さんファースト」を心がけて、できるだけお待たせせず、お子さんからご高齢の方までの幅広い症状に対応していますので、ご家族全員のかかりつけ医として、どんなことでも気軽に相談してくださいね。

病院名・役職はインタビュー当時のものです。
インタビュー:2025年6月6日

経歴

1996年

岐阜大学医学部医学科 卒業

1996年

名古屋市立大学泌尿器科 臨床研修医

1997年

名古屋市立城北病院 (現:名古屋市立大学附属西部医療センター)
泌尿器科 医師

1999年

名古屋市立大学第一内科 臨床研究医

2000年

国立療養所恵那病院(現:市立恵那病院)内科 医師

2003年

春日井市民病院消化器内科 医師

2005年

名古屋市立大学臨床機能内科 臨床研究医

2009年

愛知医科大学消化器内科 助教

2010年

名古屋市立大学医学部医学科学位 博士(医学)

2010年

愛知医科大学消化器内科 講師

2011年

米国カリフォルニア大学デイビス校 客員准教授 研究留学

2014年

JA愛知厚生連知多厚生病院 第2消化器内科部長

2016年

名古屋市立大学総合内科・総合診療科 助教

2017年

名古屋市立大学総合内科・総合診療科 病院講師

2019年

名古屋市立大学感染制御室 副室長兼務

2022年

JA愛知厚生連知多厚生病院 総合内科 兼 消化器内科部長

2024年

星ヶ丘ファミリークリニック開院