「マクロレンズ」は、被写体に近づいて撮影できるレンズと誤解されがちですが、小さな被写体を大きく写すことができるのが特徴。花や昆虫などを画面いっぱいに大きく撮影する際によく用いられ、他のレンズでは表現することのできない幻想的な世界を写し出せます。
多くの撮影シーンでの汎用性は低く、使いこなすにはある程度の知識も必要です。知識を習得し「マクロレンズ」を使用した撮影に慣れてきたら、花などを題材にした「写真コンテスト」が多くあるので、記念に応募してみてはいかがでしょうか。
ここでは、マクロレンズの特徴をご紹介すると共に、使い方のコツについても詳しくご説明していきます。
前述した通り「マクロレンズ」を使えば被写体に寄れるという認識は誤りで、被写体を1/2倍から等倍で写すことができるのが性能の大きな特徴。
マクロレンズは焦点距離が長く、それに従って最短撮影距離も長くなります。それでは、マクロレンズの特徴を詳しくご紹介していきます。

マクロレンズを使って、1/2倍で撮影した写真
「撮影倍率」とは、「被写体がどれだけ大きく写るか」を数値で表したものです。マクロレンズを選ぶ際には、まずこの数値に注目するのが良いでしょう。
撮影倍率は「0.15倍」や「0.28倍」などと表記され、「1倍=等倍」に近づく程、被写体を大きく写すことができます。マクロレンズの効果を最大限に期待したい場合は、「等倍」のレンズを選ぶと良いでしょう。

マクロレンズを使って、等倍で撮影した写真
焦点距離は大きく分けて、50mm前後の「標準レンズ」、90~100mm前後の「中望遠レンズ」、200mm前後の「望遠レンズ」の3種類があります。
撮影シーンによって選びたいところですが、最初に選ぶ1本としては中望遠のレンズを選択すると使い勝手が良いでしょう。しかし、標準レンズと望遠レンズにもそれぞれ利点や欠点があるため、購入前にしっかりと用途を理解して選ぶのが得策です。
マクロレンズを使った撮影では、他のレンズでは表現しにくい「ボケ味」が魅力的です。被写体をアップにして背景をボカすことで、雰囲気のある写真が撮影できます。
マクロレンズを上手く使えるようになってきたら、ひとつの被写体に対して様々な角度から撮影してはいかがでしょうか。そのとき、1枚ずつ設定を変えて撮影すればより表現の幅は広がります。
背景をボカすだけではなく、被写体の手前にあるものをボカす「前ボケ」を試してみたりしながら、多彩なバリエーションでの撮影を楽しみましょう。
マクロレンズを使用する場合は、可能な限り三脚を用意することを心がけると良いでしょう。被写体を大きく写すマクロレンズは手ブレを起こしやすいため、手持ちで撮影するのは避けたいところです。さらに、被写体が大きく写るが故にピントの判断もシビアになってきます。そういった意味でも、カメラをしっかりと安定させられる三脚は必須です。
ピント合わせが重要と先程触れましたが、被写体が大きく写る場合はオートフォーカスでピントを合わそうと思っても上手くできないケースがあるため、マニュアルモードに設定し、手動でピントを合わせることをおすすめします。
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写真教室の「いろんなレンズを使ってみよう!」ページでは、カメラのレンズについて学ぶことができます。カメラのレンズは撮影する対象や目的によって適する物が変わってきます。例えば、遠くの被写体を撮影しようと思った場合は、望遠レンズが必要になりますし、植物や昆虫をフレームいっぱいに撮影したいと思ったら、マクロレンズが必要です。
また、レンズについて学ぶ上で知っておくと良い「画角と焦点距離」についても解説しておりますので、ぜひご活用下さい。
様々なレンズを使い分けて、素敵な写真をたくさん撮影しましょう!



