広角レンズの利点として第一に「広い画角で撮影できる」という利点がありますが、望遠レンズと同様にそれ以外にも様々な特徴があります。
広角レンズを上手く使用することで、写真に奥行きや広がりを持たせることができ、例えば、風景写真を撮影する場合に、より広い範囲を撮影し壮大なイメージを伝えたいのであれば、広角レンズが活躍します。広角レンズを使用して迫力のあるシーンが撮影できたなら、腕だめしの意味を込めて「写真コンテスト」などに応募してみましょう。
ここでは、広角レンズを使う上で理解しておきたい性能をご説明します。
広角レンズは、一般的に焦点距離が35mm以下のレンズを指し、その中でも24mmより短いレンズになると「超広角レンズ」と呼ばれます。超広角の20mmレンズになると画角は92度となり、人間が普段目にする視角とは大きく異なり、角度を付けた撮影を行なえばそのゆがみは大きくなるため、迫力のある写真が撮影できることが広角レンズの特徴でもあります。
それでは、広角レンズの特徴を詳しくご説明していきましょう。

広角レンズの広い画角を利用した写真
広角レンズは、その名前の通り画角が広く、広範囲を写し込むことができます。標準レンズを使用して後ろに下がれば撮影範囲は広くなりますが、物理的にそれが難しいケースもあり、特に室内や風景では、撮影者の動きが制限されてしまうパターンが多いです。
しかし、漠然と広い範囲を広角レンズで撮影しても、画角のポイントが定まらず主題の無い写真になりがち。広角レンズの性能をしっかりと理解し、厳密なフレーミングの上で写真撮影することが大切です。

広角レンズの深い被写界深度を利用し、奥までしっかりとピントを合わせた写真
望遠レンズを使った撮影では、その効果からどれだけ絞っても写真の奥までピントが行きわたらないケースがありました。一方で広角レンズは、被写界深度の深いレンズのため手前から奥まできちんとピントを行きわたらせることができ、さらに、絞りを開放に設定して撮影距離を短くすれば、ある程度のボケ味を生じさせることもできます。
このように撮影時の設定によって表現の幅は広がり、比較的使い勝手の良いのが広角レンズの特徴です。
広角レンズを使用する際、遠近感を上手く使うと効果的な作画効果を得られます。遠近感を上手く使うには、被写体を手前に置いてそこから背景までをしっかりと撮影してみましょう。そのとき、手前にある被写体に思い切って近づいて撮影することが大切です。
広角レンズは撮影距離が短い程、手前の被写体は大きく写り、遠くの被写体は小さく写ります。その対比によって、遠近感が強調された迫力ある写真が撮影できます。

広角レンズを使い「ゆがみ」が発生した写真
広角レンズの特徴のもうひとつとして、「ゆがみ」が発生しやすいことがあります。前述した「遠近感が大きい」に関連することではありますが、この特徴を理解しておかなければ作画意図のコントロールが難しくなります。
広角レンズは、手前の被写体と遠くの被写体の比率が変わるため、木や高層ビルを下からあおって撮影すると上部が先細りした「ゆがみ」が発生してしまうのです。
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写真教室の「いろんなレンズを使ってみよう!」ページでは、カメラのレンズについて学ぶことができます。カメラのレンズは撮影する対象や目的によって適する物が変わってきます。例えば、遠くの被写体を撮影しようと思った場合は、望遠レンズが必要になりますし、植物や昆虫をフレームいっぱいに撮影したいと思ったら、マクロレンズが必要です。
また、レンズについて学ぶ上で知っておくと良い「画角と焦点距離」についても解説しておりますので、ぜひご活用下さい。
様々なレンズを使い分けて、素敵な写真をたくさん撮影しましょう!



