写真撮影の基礎知識 ステップアップ編

いろんなレンズを使ってみよう!

画角と焦点距離

フレーミングの基礎として、「画角と焦点距離」はしっかりと理解しておく必要があります。写真撮影では、背景と主役の関係を明確にし、撮影状況に合わせて画角が狭いか画角が広いかのどちらで撮影すれば良いのかを判断することが大切です。

フレームに写る素材を整理し、適切な位置関係に収める「画角」と、レンズから撮影素子までの距離である「焦点距離」を理解してフレーミングを上達させましょう。

画角を理解する

「画角」とは、レンズの中心から被写体の対角をなす2点を作る角度を指し、画角は焦点距離との関係でその範囲が決定します。

例えば、同じ距離から同じ被写体を撮影した場合に、焦点距離の短いレンズ(広角レンズ)になる程、画角の範囲は広がり、被写体は小さく写ります。また、焦点距離の長いレンズ(望遠レンズ)になる程、画角の範囲は狭くなり、被写体は大きく写るのです。

画角が広いパターン

画角が広いパターン

画角が狭いパターン

画角が狭いパターン

焦点距離を理解する

一般的に「焦点距離」は、16mm、28mm、35mm、50mm、100mm…などの数値で表され、ズームレンズなどの場合は、16-35mmのように、最も短い焦点距離と、最も長い焦点距離の両端の数値で表します。

焦点距離の数値は、画角と連動しており、例えば、16-35mmのレンズの場合は16mmが最も広い画角(広角)、35mmが最も狭い画角(望遠)となります。

レンズを複数本所持する場合は、すでに持っているレンズの焦点距離を考え、そのレンズでカバーできない焦点距離のレンズを集めるようにすると便利です。

次に、焦点距離による写り方の違いをご説明します。

焦点距離17mmで撮影

焦点距離17mmで撮影

焦点距離17mmで撮影

右の写真は、焦点距離を17mmに設定して撮影したものです。焦点距離の短いレンズ程、広い範囲が撮影できることは前述しましたが、右の写真でもメインとなる被写体を中心に広い範囲で背景が映っています。

焦点距離が短く、かつレンズの中で最も広い範囲を撮影できるレンズは「魚眼レンズ」で、広大な範囲をより広い範囲で切り取るためには、焦点距離が短いレンズを選択すると良いでしょう。

焦点距離50mmで撮影

焦点距離50mmで撮影

焦点距離50mmで撮影

上の写真と同じ位置から、50mmに設定して撮影しています。先程よりも被写体が大きく写り、背景の占める割合が小さくなりました。一般的に人間の視野と同じくらいの視野角だと言われています。

50mmのレンズは「標準レンズ」と呼ばれ、背景やスナップ写真など使い勝手の良いレンズです。

焦点距離200mmで撮影

焦点距離200mmで撮影

焦点距離200mmで撮影

こちらも上の写真と同じ位置から、200mmに設定して撮影したものです。主役となる被写体がアップに写り、背景が占める部分はかなり限定されてきます。そのため主役の被写体の存在感が目立ち、背景をボカすことで被写体が浮き出る印象を得られるでしょう。

200mmのレンズは「望遠レンズ」と呼ばれ、遠くのものを写したいときはもちろんですが、ボケ感が大きく出るため人物撮影の際にも多く用いられます。

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写真教室の「いろんなレンズを使ってみよう!」ページでは、カメラのレンズについて学ぶことができます。カメラのレンズは撮影する対象や目的によって適する物が変わってきます。例えば、遠くの被写体を撮影しようと思った場合は、望遠レンズが必要になりますし、植物や昆虫をフレームいっぱいに撮影したいと思ったら、マクロレンズが必要です。
また、レンズについて学ぶ上で知っておくと良い「画角と焦点距離」についても解説しておりますので、ぜひご活用下さい。
様々なレンズを使い分けて、素敵な写真をたくさん撮影しましょう!