写真撮影の基礎知識 初心者編

カメラの種類を知ろう!

記録方式によるカメラの違い(デジタル)

カメラの歴史は15世紀にまで遡りますが、デジタルカメラが普及し始めたのは、ここ数十年程のことです。さらにここ数年の間に、デジタルカメラはより高性能化し価格も安定してきたことから急速に普及していきました。

現在では、女性や子どもでも比較的扱いやすいコンパクトデジタルカメラからプロ仕様の本格的なデジタル一眼レフまで、世代や目的を問わず幅広く私たちの日常生活に浸透しています。今回はそんなデジタルカメラについて詳しく見ていきましょう。

「デジタルカメラ」とは

「デジタルカメラ」とは

フィルムカメラとデジタルカメラは、レンズから入ってきた光を絞りとシャッターで制御して内部へ導くという基本的な原理や構造はほとんど一緒であり、違いは記録する方法です。フィルムカメラは像を化学変化で記録するのに対し、デジタルカメラは撮像素子で光の変化を電気的に変換して記録します。

世界で初めてデジタルカメラを発明したのは、やはり世界で初めてロールフィルムを開発した会社であるアメリカのイーストマン・コダック社でした。カメラの下方に備えられたデジタルメモリーカードに記録でき、撮影した100×100の1万ピクセルの画像をテレビに映し出すことにも成功したそう。

一般向けのデジタルカメラとしては、1988年(昭和63年)に富士写真フイルムから「FUJIX DS-1P」が発表されましたが発売には至らず、実際に店頭に並んだ世界初のデジタルカメラは1990年(平成2年)にDycam社から発売された、モノクロ9万画素で32枚記録が可能な「Dycam Model 1」でした。

デジタルカメラのシェア

1995年(平成7年)にカシオ計算機より発売された「QV-10」は、一般家庭にデジタルカメラが普及するきっかけとなったのですが、これは本体価格が65,000円と、従来と比べ低価格を実現できたことや、当時のWindows95ブームによるパソコン利用者が増えてきたことが理由と言えるでしょう。さらに、液晶パネルを搭載し、撮ったその場で画像を確認できることも大きな魅力とされました。このように、デジタルカメラは電子機器を多く含むため、フィルムカメラから続く旧来のメーカーに加えてカシオ計算機やソニー、旧松下電気産業といった家電・電子機器メーカーが市場に参入し、ますます競争が激化することとなります。

遂に2005年(平成17年)には、フィルムカメラとデジタルカメラの発売台数が逆転し、それと同時に京セラを筆頭に、コニカミノルタやイーストマン・コダックといった主力カメラメーカーがカメラ事業から撤退し、同事業を電子機器メーカーに譲渡、売却し他分野に事業を移行しました。

デジタルカメラの汎用性

こうしてデジタルカメラがフィルムカメラに換わり主力となった現在ですが、その進化は留まることなく次々と新たな視点から開発、改良されています。

デジタルカメラ付き携帯電話
デジタルカメラ付き携帯電話

2000年(平成12年)発売のJ-PHONE(現ソフトバンクモバイル)からシャープ製携帯端末「J-SH04」が発売されたのをきっかけに、2003年(平成15年)には日本国内において販売されているほとんどの携帯電話がカメラ付き携帯となりました。現在では、デジタルカメラに匹敵する画素数に加え、手ぶれ補正やオートフォーカスなどの機能も充実したスマートフォンも普及しています。

また、スマートフォンで撮影した写真を募集する「写真コンテスト(スマートフォン部門)」なども開催されているので、自信作を応募してみましょう。

オンラインサービス

写真をデジタル化することの利点は、印刷する他にもパソコン上で管理・保管が可能という点ですが、近年では、インターネットのサイト上にアップロードすることによりオンラインアルバムを作成できるというサービスも人気を呼んでいます。サービスを利用することで、親しい人にパスワードを教えるだけで写真を共有することが可能となり、写真の受け渡しが非常に容易になりました。

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写真教室の「カメラの種類を知ろう!」ページでは、カメラの種類やカメラの名称、カメラ用品について学ぶことができます。カメラの種類について、ここでは「記録方式」と「ボディ・レンズ」という2つの違いからご紹介。
カメラの種類によって撮影できる物や撮影時のポイント、長所、短所などが全く異なりますので、カメラを購入する前に一度ご覧頂き、参考にして頂ければ幸いです。
お気に入りのカメラを見つけて、素敵な写真をたくさん撮影しましょう!