写真撮影の基礎知識 初心者編

カメラの種類を知ろう!

記録方式によるカメラの違い(フィルム)

カメラが家庭用として普及されるようになって以来、実に多様なカメラが発明・販売されるようになり、その中でも、かつてはフィルムが主流であった記録方式が1995年(平成7年)頃から徐々に市場に出回り始めた「デジタルカメラ」によってますます広がりを見せることとなりました。

こちらでは、フィルムカメラの歴史や特徴、メリット・デメリットなどを中心に解説します。

フィルムカメラの誕生

フィルムカメラの誕生

1888年(明治21年)、アメリカのイーストマン・コダック社より記録媒体として初めてフィルムが使用されるカメラが発売されました。それまで「カメラ」と言えば、記録するためにアスファルトや銀メッキをした銅板などを感光材として使用し、カメラの専門知識がない人々が使いこなすには難しいものでした。

しかし、このコダック社によるフィルムカメラ「ザ・コダック」は、あらかじめ100ショットのフィルムが充填されており、撮り終えたらコダック社に送ると現像されて返ってくるという実に画期的な方法で、素人でもシャッターを押すだけで写真が撮れるカメラとして注目を浴びたのです。

フィルムカメラの普及

フィルムカメラの普及

フィルムの技術の発展に伴い、カメラ本体の小型化も進むようになります。1925年(大正14年)、ドイツの光学会社エルンスト・ライツ社(現ライカ)に所属するオスカー・バルナックが35mm幅のロールフィルムを用いた小型カメラを開発。これは「ライカⅠ」として発売され絶大な人気を博します。

その後も各国のメーカーで競い合うように発展し続け、1935年(昭和10年)にはイーストマン・コダック社が世界初のカラーフィルム「コダクローム」を映画用に開発。その翌年には、写真用カラーフィルムも発売。日本における最初の国産カラーリバーサルフィルムは、1940年(昭和15年)に小西六(現コニカミノルタ)が発売した「さくら天然色フィルム」であり、カラーネガフィルムとしては、1953年(昭和28年)にオリエンタル工業から発売された「オリエンタルカラーフィルム」が国内初となりました。

このように国内外で発展を遂げたフィルムカメラは、デジタルカメラに主役の座を奪われたつい近年まで、長きに渡り重宝された記録方式だったのです。

フィルムカメラの特徴

画像のデジタル化が進み、現在ではフィルム産業も衰退の一途を辿ってはいますが、今でも根強いフィルムカメラファンがいることも事実です。では、フィルムカメラを実際使うにあたり、特徴をご紹介致します。

フィルムカメラのメリット

こだわって写真を撮る方にとってのメリットと言えば、フィルムならではの自然な仕上がりや、フィルムサイズが大きいという点でしょう。フィルムサイズが大きいことで写真の解像度が上がり細かい描写が可能になりますが、フィルムと同等のセンサーサイズをデジカメに求めると高価な物を買わなくてはなりません。

さらに、特に太陽光下においての色の違いは顕著であり、デジタルに比べてフィルムの方がより自然に近い色味を出すことができます。そして写真屋に現像を頼んでから、でき上がりを楽しみに待つ時間というのも良いもの。

フィルムカメラのデメリット

ランニングコストが高くつくのが難点です。何度でも撮り直しが利くデジカメは、初期費用が高くつくものの一度買ってしまえば、ほぼランニングコストはかかりません。また、撮ったその場で仕上がりが確認できないため、写したい物がちゃんと撮れているかどうかが分からないというのもデメリットでしょう。さらに近年では、フィルム自体の入手が困難であることも挙げられます。

また、「写真コンテスト」などへの応募も、フィルムカメラで撮影し、スキャナで作成した画像データは受付けず、デジカメで撮影したデータを提出することが応募条件となっていることもあるので確認が必要です。

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写真教室の「カメラの種類を知ろう!」ページでは、カメラの種類やカメラの名称、カメラ用品について学ぶことができます。カメラの種類について、ここでは「記録方式」と「ボディ・レンズ」という2つの違いからご紹介。
カメラの種類によって撮影できる物や撮影時のポイント、長所、短所などが全く異なりますので、カメラを購入する前に一度ご覧頂き、参考にして頂ければ幸いです。
お気に入りのカメラを見つけて、素敵な写真をたくさん撮影しましょう!