山形市千手堂の施設 (3施設)
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- 山形県山形市にある、「吉祥院」に行ってきました。吉祥院へは、JR奥羽本線の漆山駅から約15分ほど歩いた、田畑に囲まれたのどかな場所にあります。 吉祥院は、創建から1200年を超える歴史を持つお寺で、最上三十三所巡りの「最上三十三観音・第三番札所」となっており、地元では「千手観音」と呼ばれているとのことです。ただし、江戸時代初期には第一番札所だったとのことで、その後第三番札所になったそうです。ご本尊は、千手観音、薬師如来、阿弥陀如来という三尊。昔から「出羽一仏」と呼ばれて信仰されてきたそうです。 参道を入ると、庭園のような作りになっている曼荼羅塔を見ることが出来ます。中には小さな池があり、その周りを緑や花が咲いていて、まるで植物園のような雰囲気を楽しむことができるとともに、自然に囲まれた癒し空間にも浸ることが出来るのではないかと思います。そして、その中央に、かつては国宝で、現在は重要文化財となっている「千手観音菩薩像」が建てられています。千手観音ということで、遠くから見ても、迫力を感じるとともに、表情は菩薩らしい、柔らかく優しさを感じました。 参道を進むと、ご本堂・観音堂があります。長い歴史を持つお寺らしく、古の雰囲気とともに重みや迫力を感じる佇まいに、思わず足を止めて見入ってしまいました。また、大きな「扁額」も特徴的でした。これは、幕末期に、尊王攘夷・討幕派の中心的な人物でにして、明治維新後は右大臣、太政大臣などを歴任した三条実美公が記したといされる「出羽一佛」の扁額。ほかの寺院や神社などでよく見る扁額よりもかなり大きく、お堂の中心に位置していることもあって、とても目立ちます。 ご本堂の中にも、千手観音像が祀られているほか、色鮮やかな天井画も描かれています。 これらお堂は、天文12年(1543年)に山形城主だった最上義守が再建した頃の建築様式に従い、昭和46年(1971年)に復元改修されたそうで、山形市の指定文化財に指定されています。 吉祥院では、大護摩祈祷法要や縁日など祭典や祈祷などを行っているとのことで、次回はその時期に伺ってみたいと思います。
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