進学塾/予備校情報

大手予備校 四谷学院



少子社会で他の進学塾・予備校が苦しい状況にあるなか、順調に業績を伸ばしているのが「四谷学院」です。トレンドの個別指導スタイルもさることながら、独自の「ダブル教育」システムで楽しみながら学べる、と人気を集めています。難関大受験対策のみならず、基礎からでも学べるという点が、大きな魅力となっているようです。

では、四谷学院の「ダブル教育」とは具体的にはどのようなものなのでしょうか。その概要にふれるとともに、四谷学院の歴史についてもまとめました。

四谷学院の歴史

四谷学院の歴史

受験競争が激しくなっていた1970年(昭和45年)代、「詰め込み教育ではなく自己実現のための教育を」と考える植野治彦(はるひこ)氏が、「勉強が好きになる教材を作りたい」と1974年(昭和49年)に東京新宿区四谷で創業。5年間をかけて中学生のための自宅学習教材「英語の才能開発」・「数学の才能開発」を開発します。イラストやコラムが盛り込まれ、音声解説テープも付いた当時としては画期的な教材として人気を集めました。

その後、開いた個別指導塾で開発した「55段階個別システム」と「科目別能力別授業」を組み合わせた「ダブル教育」が評判を呼び、順調に校舎数を増やします。2006年(平成18年)に大阪・梅田に校舎を持って以来、関西、名古屋、九州、北海道などと各地へ展開を始め、今では全国24校が運営しています。2006年(平成18年)には通信教育「四谷学院通信講座」もスタートさせています。

「55段階個別指導システム」誕生の背景

「英語の才能開発」・「数学の才能開発」教材が評判になったあと、これを使って直接指導してほしいという要望を受け、塾を開くことになりました。そこには小学生から高校生、大検(現:高卒認定試験)受験希望者までが集まってきたそうです。そこで、中学校の学習レベルから東大合格レベルまで、スモールステップや成功体験を積み重ねて学べるシステムを開発。これが四谷学院ならではの「55段階個別指導」のもとになっています。

「55段階個別指導」は大学受験や高卒認定試験向けの物でしたが、2005年(平成17年)以降は小学生や中学生を対象とした物や、自閉症の子どもたちが家庭でできる物、社会人向けの資格通信講座なども開発されています。

基礎から東大レベルまでレベルに合わせて

理解力をアップする「科目別能力別授業」と、テストの点数が獲れる「解答力」を高める「55段階個別指導」を組み合わせる、独自の「ダブル教育」を行なっています。

なるほど!を大切にする「科目別能力別授業」

集団で受ける講義は、「授業の内容が難し過ぎる」あるいは「簡単過ぎる」といったフラストレーションが生じがちです。そこで、毎月レベル診断テストを行ない、自分のレベルに合った授業を受けるようにします。これにより、授業内容を「なるほど!」と楽しみながら理解できます。また、「国語は得意だけど数学は苦手」などと科目によって学力差がある場合も、科目・学力ごとに編成されたクラスで授業を受けることで対応できます。

ステップアップできる「55段階個別指導」

入試で点を獲るのに必要な知識やテクニックを、合理的に学ぶシステムが「55段階個別指導」です。中学校の学習レベルから東大合格レベルまで各科目55段階に分けられています。

まず、「55テキスト」という教材を使って学び、「55テスト」で習熟度合いを確認します。プロの講師がマンツーマンで指導するので、自分のペースで学べて疑問点もすぐに解決できます。テストに合格するとハンコを押してもらえるなど達成感を味わえる工夫がなされていて、生徒のやる気もアップします。