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自然に恵まれた鹿児島県と沖縄県の国公立大学は、地の利を活かした教育や気風など、実に個性が豊かです。大学進学希望者にとって、4年間お世話になることになる大学の情報を得ることは重要であり、特に県外からこの地の大学を目指す人にとっては、志望大学の教育理念、キャンパスの魅力、学部の詳細は気になるところ。しっかり確認しておきましょう。

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2018年5月15日

【国立大学を目指す!】鹿児島・沖縄県にある主な国公立大学

【国立大学を目指す!】鹿児島・沖縄県にある主な国立大学

九州の南部に位置する鹿児島県と、さらに南の沖縄県。

この2つの地にある国公立大学は、それぞれくっきりとした個性を持ち、総合大学よりも、芸術、体育、看護などの専門知識の教育に優れた特徴を持った大学が多いです。

市街地にあり、交通の便が良い大学もあれば、海を臨む風光明媚な場所に建つ大学もあるなど、立地にも大学の個性が表れているのが特徴と言えます。

都会とは違う、ゆったりとした時間の流れは、学生たちにとって、マイペースに学べる学習環境を得るチャンス。

そんな魅力溢れる鹿児島・沖縄の大学に関する情報をまとめました。

「進取の気風」で、文武両道の総合力を育む「鹿児島大学」

「進取の気風」で文武両道の総合力を育む「鹿児島大学」

1949年(昭和24年)の学制改革により開校した「鹿児島大学」は、「進取の気風」を建学の理念に、何事も積極的に果敢に取り組む学生たちを世に送り出してきた総合大学です。

キャンパスは、郡元キャンパス桜ヶ丘キャンパス下荒田キャンパスの3つあり、郡元キャンパスは多くの学部とスポーツ施設、付属小中学校などがある一番大きなキャンパス。

桜ヶ丘キャンパスは医学部、歯学部の他、附属病院があり、郡元キャンパスは水産学部と宿泊施設などがあります。

いずれも駅やバス停が近く、交通の便が良いです。

学部は法文学部、教育学部、理学部、医学部、歯学部、工学部、農学部、水産学部、共同獣医学部の9学部あり、学生数は約9,000人。

工学部の卒業生には、京セラの名誉会長・稲盛和夫氏がおり、郡元キャンパスには2005年(平成17年)に、稲盛氏の寄付により、稲盛アカデミーが設立されました。

ここでは次世代のためのベンチャー精神を学ぶ講義が行なわれています。

課外活動も盛んで、120以上の公認団体が活動しており、陸上競技部は、三段跳びの日本代表を輩出。

1950年(昭和25年)に創設されたラグビー部は、全国地区対抗ラグビーフットボール大会で2度優勝しています。

また「鹿児島大学」はPRも熱心で、学内公募で選ばれた大学公式マスコットキャラ「さっつん」は、鹿児島市発祥である氷白熊のキャラクター。

薩摩の偉人風の紋付き袴を着て、頭に桜島を乗せ、PR動画に出演するなど、宣伝クマとして活動しています。

【施設情報】

日本で唯一の体育会系国立大学「鹿屋体育大学」

日本で唯一の体育会系国立大学「鹿屋体育大学」

日本で唯一の国立の体育系大学である「鹿屋体育大学」は、1981年(昭和56年)に開校した単科大学です。

スポーツリーダーに必要な専門能力に加え、人間力を鍛える「教育」、スポーツ一連の動きを科学的に学ぶ「研究」、教育研究の成果を公開講座や子供たちへの指導などで伝えていく「社会貢献」

この「教育・研究・社会貢献」の3本柱が「鹿屋体育大学」の教育目標となっています。

メインキャンパスの「白水団地」には、野球、サッカー、ラグビー、テニス、ビーチバレー、ゴルフ、武道などの競技施設が揃い、屋内実験プールは、水泳、シンクロナイズドスイミング、高飛び込み競技、50m長水路(8レーン)など、競技に打ち込める抜群の環境です。

他には、実験研究用レーンなど、運動力学、運動生理学的見地から、科学的にスポーツ研究ができる最新施設も設置されています。

もうひとつのキャンパス、鹿児島湾を臨む場所にある海洋スポーツセンター「高須団地」は、ヨット、カッター、カヌー、ボートセーリングなどの実技ができる施設。

他にも気象観測システム、放送システム、無線通信システムが完備されており、学生たちの学びを支えるシステムが整う環境です。

課外活動は、計23のクラブ数があります。

特に自転車競技部は全国的に有名で、多くの全国大会優勝者を輩出している名門。

卒業生には、アテネオリンピック競泳女子800m自由形金メダリストの柴田亜衣さんなど、元選手や現役選手が多数です。

優秀な先輩の存在は、学生たちにとって大きな励みになっています。

【施設情報】

大自然の中で学べる日本最南端の国立大学「琉球大学」

大自然の中で学べる日本最南端の国立大学「琉球大学」

1950年(昭和25年)開校という長い歴史を誇る琉球大学は、日本の最南端にある国立大学。

アメリカの州立大学を手本に、国際社会で輝くために必要な学びを得ることが可能。

千原キャンパス上原キャンパスに分かれており、医学部のある上原キャンパス内には附属病院も設置されています。

学部は、法文学部、観光産業科学部、教育学部、理学部、医学部、工学部、農学部の7つを設置。

とりわけ観光産業科学部は、観光経営を多角的に研究しており、琉球の歴史や沖縄と離島の観光振興を継続させるためのカリキュラムが特徴となっています。

日本で唯一、亜熱帯地域にある農学部は、大自然に恵まれた地理的条件を活かした研究ができるのが魅力です。

「食糧問題」「環境問題」「エネルギー問題」の発生源を知り、正しく理解して改善を目指すことがテーマ。社会貢献に繋がる学びが得られます。

課外活動は、体育会系55、文科系48の団体があり、部員数が多いのは、軟式野球の「琉大マーリンズ」、ライブ活動も活発な「琉大フォーククラブ」

またスキューバ、キャンプ、釣り、マリンスポーツと多方面で活動をしている「MARINダイビングサークル」も人気です。

学生たちの生活面では「琉球大学生活協同組合」が支えています。

ここが運営している「中央食堂」は、栄養士が管理した安くて味も良く、体に優しい料理を提供しており、学生たちの間でも大評判です。

また生協には、琉大オリジナルアイテムのTシャツなども販売。お土産として重宝されています。

【施設情報】

国家資格の合格率90%以上を誇る「沖縄県立看護大学」

国家資格の合格率90%以上を誇る「沖縄県立看護大学」

1999年(平成11年)に開校した「沖縄県立看護大学」は、学生数約350名の小規模な大学ですが、看護分野における多様な人材を輩出する大学であると知られ、業界の信頼は厚いです。

緑豊かなキャンパスは、那覇市の中心地に近い便利な場所にあり、教育管理棟、研究福祉棟、体育館、付属図書館で構成。

特に付属図書館は那覇では有名で、蔵書数は10万冊越え。学生だけでなく周辺の学生、卒業生、看護師などが多く利用しています。

学部は、看護学部看護学科、別科助産専攻の2学部。

実践も多く、離島を訪れ、看護者の役割を考察する島嶼(とうしょ)保険看護という沖縄の地を活かした授業も特徴です。

現在、医療機関だけでなく、保健所、福祉施設など様々な場所で看護師が必要とされる中、「沖縄県立看護大学」は、設立当初から保健師と看護師のための総合カリキュラムを導入し、学生たちの国家試験合格をあと押ししてきました。

大学4年間で、看護師国家資格、保健師国家資格、助産師国家資格を取得できる学びが得られ、合格率は90~100%(2015年/平成27年調べ)を誇ります。

課外活動は、野球、バレーボールなどの体育会サークルの他、障害や病気の子供を持った家族をサポートする「美ら笑ば~サークル」、アジアの国々の文化と医療を学ぶ「アジア保健医療研究会」という、この大学らしいサークルも活発。

また海外研修(ハワイ)や外国の医学大生の研修受け入れなど、国際交流も積極的に行なわれています。

【施設情報】

世界遺産「首里城」を背景に学ぶ「沖縄県立芸術大学」

世界遺産「首里城」を背景に学ぶ「沖縄県立芸術大学」

「沖縄県立芸術大学」は、2016年(平成28年)に、開校30周年を迎えました。

琉球王国としてアジア各国と交流し、様々な文化の影響を受けてきた沖縄の芸術・音楽を、次世代へと継承していくことに使命感を持って取り組んでいます。

建学の理念は「個性の美と人類普遍の美を追究する」

学生たち個々の芸術性と沖縄が生んだ芸術、及び、世界の芸術を調和させる創作活動を積極的に行なっていることが特徴です。

キャンパスは世界遺産登録された首里城に近く、当蔵キャンパス金蔵キャンパス首里崎山キャンパスから構成。

赤瓦花ブロックを使った、沖縄らしいデザインによる校舎や講堂は、首里城とのバランスも考慮して建築されました。

中でも当蔵キャンパス内の奏楽堂は地元では有名です。

客席390席のホールの他、練習室や講義室、録音スタジオなども備えた音楽教育に重要な役割を担っている施設となっています。

学部は、美術工芸学部と音楽部の2学部です。

美術工芸学部は、沖縄の伝統芸術に根差した美術を学びつつ、新たな芸術の扉を開く力が得られる教育を実施。

付属図書・芸術資料館で、テーマごとに展示会を開催するなど、学生たちに数々の発表の場を与えてきました。

音楽部は、沖縄の琉球芸能に加え、世界の音楽を体系的に学びながら、社会貢献ができる音楽家を目指す教育で、学生たちによる音楽会を奏楽堂にて多数開催。地元の音楽ファンに喜ばれています。

課外活動は「沖縄県立芸術大学ガムランサークル」が有名で、公式HPやYouTubeチャンネルでは、サークル活動を積極的に発信中です。

【施設情報】

専門分野で社会貢献ができる力を育む「名桜大学」

専門分野で社会貢献ができる力を育む「名桜大学」

「名桜大学」は1994年(平成6年)に、沖縄県及び名護市他、北部12市町村の資金のもと設立され、沖縄県では唯一の公設民営による私立大学でした。

2010年(平成22年)、「平和・自由・進歩」の建学の精神を継承しつつ、文部科学省の認可により、公立大学として再出発。全国の国公立大学の中でも地域名を出さない珍しい大学です。

キャンパスは、地元では「やんばる(山原)」と呼ばれる沖縄本島北部の玄関口である名護市にあり、海が近く眺めが良いのが魅力。

創立20周年記念に建設された「学生会館SAKURAUM」は、キャンパス内で学生たちが多く集まる人気の多目的施設で、館内には学習スペースが多く、大講義室、カフェ、食堂の他、名護湾を見渡せる最上階は絶景スポットとなっています。

学部は国際学群と人間健康学部の2学部です。

国際学群は社会で活躍できる人間を育てる総合的な教育で、文化、語学、経営、情報、医療、観光を各専攻学科で学ぶコース。

人間健康学部はスポーツ健康学科と看護学科に分かれており、スポーツ健康学科は、健康支援ができる人材を育むこと、看護学科は、高度医療を担う質の高い看護識者を育むことが目的とされています。

いずれの学部も専門分野で、社会貢献ができる人間の育成に力を入れている環境です。

また「名桜大学」の大きな特徴として挙げられるのは、アジア、北米、南米、ヨーロッパなど世界36大学との交流協定による留学制度

各国の留学生を迎え入れる他、大学に在籍したまま、最長1年間の留学ができる取り組みで、国際社会での活躍を目指す学生をしっかりと支えています。

【施設情報】

※この記事は、2018年4月時点の情報に基づいて作成されています。

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