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近畿地方には、ノーベル賞受賞者が多数輩出される「京都大学」を筆頭に、学問の分野において正統で堅実な国立大学が数多くあります。また国立大学では全国初で設置された学部も多彩にあり、個性豊かなカリキュラムは世界も注目。さらに近畿は、日本の歴史や文化が古く積み重なり、その独特の雰囲気が学術研究をする場所としても人気です。受験生や留学生におすすめの、特徴ある国立大学をお届けします。

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2018年4月17日

【国立大学を目指す!】近畿地方にある主な国立大学

【国立大学を目指す!】近畿地方にある主な国立大学

近畿エリアの国立大学を目指すなら、その分野に特化した学部や研究施設を持つ大学がおすすめ。

理系の分野なら独り勝ちが続く「京都大学」。「大阪大学」は源流が理系ながら文系も強いです。

そして工業科をメインにしながらも、芸術・造形も学べる「京都工芸繊維大学」。

国立大唯一の学部を設置する「神戸大学」や「和歌山大学」、統計学の教育・研究機関が登場した「滋賀大学」などがあります。

貪欲に学び、研究に没頭し、その道のスペシャリストとしてグローバルな人材に成長できる、7大学を選びました。

「自由な学風」でノーベル賞受賞者を輩出する「京都大学」

「自由な校風」でノーベル賞受賞者を輩出する「京都大学」

1897年(明治30年)6月に、日本で2番目に創設された、帝国大学の流れ受け継ぐ国内屈指の難関大学

「百万遍」の交差点を中心に、北東、南東、南西に敷地を構え、本部となる吉田キャンパスの正門には、シンボルの赤煉瓦造りの時計台と大きなクスノキが。

伝統である「学問の自由」を守りながら、世界が抱える課題に応える研究を進めています。

ノーベル賞受賞者は、1949年(昭和24年)に物理学で日本人初受賞の湯川秀樹氏(物理学)をはじめ、化学賞の福井謙一氏野依良治氏、そしてiPS細胞の作製に成功し生理学・医学賞を受賞した山中伸弥氏など、京都大学所属・出身者は9名

アジアの大学では最多の受賞者数を誇り、世界基準の学問・研究が展開される礎には、何事も学生の自由と自主性を尊重する、創立以来築かれてきた「自由な学風」にあります。

学風に育まれた創造性豊かな学生たちが手掛ける学祭「11月祭」や折田先生像への仮装、卒業式でのコスプレは、テレビニュースで取り上げられるほどです。

また一般利用できるカフェやレストランがあり、百周年時計台記念館1階の「フレンチレストラン ラトゥール(La Tour)」では、高級感ある空間でゆったりと本格フレンチが味わえます。

「京大ショップ」ではオリジナルグッズが販売され、京都みやげにも最適。

【施設情報】

緒方洪庵による「適塾」を精神的な原点にした「大阪大学」

緒方洪庵による「適塾」を精神的な原点にした「大阪大学」

緒方洪庵が1838年(天保9年)に設立した「適塾」を原点に、1931年(昭和6年)、医学部と理学部の2学部で構成された国内6番目の帝国大学として創設。

洪庵の「人のため、世のため、道のため」という思いが受け継がれた、「地域に生き世界に伸びる」がモットーです。

現在は、11学部、10研究科、6大学院独立研究科、6附置研究所、2附属病院などで組織。

2007年(平成19年)には大阪外国語大学と統合し、学生数は東京大学を抜き国立大学最多となり、規模は国内最大を誇ります。

附属病院を設置する大阪府吹田市の吹田キャンパスを本部に、豊中キャンパス、箕面キャンパス、そして発祥の地である大阪市北区中之島に2004年(平成16年)に設立された中之島センターで構成。

出身者は、漫画家の手塚治虫氏(附属医学専門部)や小説家の横溝正史氏(薬学部)、ソニー創業者の盛田昭夫氏(理学部)、実業家の樋口泰行氏(工学部)など各界の第一人者を多彩に輩出します。

そして活気ある学祭は、「いちょう祭」「まちかね祭」「中之島祭」「夏まつり」の4つを開催。

特に吹田キャンパス内の医学部施設周辺で行なわれる、医学部主催の「中之島祭」は、医学部ならではの展示内容が特徴です。さらに吉本芸人の無料ステージなども楽しめ、大いに盛り上がります。

【施設情報】

「学理と実際の調和」を理念とし海事科学部も設置する「神戸大学」

「学理と実際の調和」を理念とし海事科学部も設置する「神戸大学」

1902年(明治35年)に創立された神戸高等商業学校がはじめで、1949年(昭和24年)の「国立学校設置法」によって、神戸経済大学を中心に神戸工業専門学校姫路高等学校などを合併して設立。

本部のある六甲台第2キャンパスは、阪急電鉄神戸線「六甲駅」から山側へ徒歩約15分の場所にあり、高台に位置する「百年記念館(神大会館)」からは海を含む港湾都市が望めます。

現在、「人文・人間科学系」「社会科学系」「自然科学系」「生命・医学系」の4大学術系列をベースに、10の学部、15の大学院、1研究環、1研究所と多数のセンターから組織され、大学では唯一の海事科学部も設置。

「学理と実際の調和」を理念に、神戸高等商業学校創立以来受け継がれる「真摯・自由・協同」の精神で、社会に貢献できる人間性豊かな指導的人材を育成し、世界的研究・教育機関を目指します。

出身者は、政治家の高市早苗氏(経営学部)、オリックス創始者の福井慶三氏(神戸高商)、さらに京都大学iPS細胞研究所所長でノーベル生理学・医学賞受賞者の山中伸弥氏(医学部)など各界のリーダーを多数輩出。

毎年11月上旬に行なわれる関西最大級の学園祭「六甲祭」では、各界の著名人による講演会や充実した模擬店が好評で、近隣から遊びに訪れた「親和女子高等学校」や「神戸松蔭女子学院大学」の女子学生の姿も見られ、華やかに賑わいます。

【施設情報】

先端科学技術から造形美までをグローバルに「京都工芸繊維大学」

先端科学技術から造形美までをグローバルに「京都工芸繊維大学」

1949年(昭和24年)に、京都工業専門学校と京都繊維専門学校を母体とし、工芸学部繊維学部を設置して発足。

地元京都では通称「工繊(こうせん)」として親しまれ、本部がある松ヶ崎キャンパスは、京都市営地下鉄烏丸線「松ヶ崎」駅から徒歩8分の場所にあり、周囲には豊かな自然が残る閑静な住宅地が広がります。

現在は「工科系単科大学」として「工芸科学部」1学部のみで構成。

分野はバイオ、材料工学、電子工学、情報工学、機械工学、環境などの先端科学技術から、建築学デザイン学といった芸術系の学科(学域)までと幅広く、ものづくりを基盤とする「実学」を重視します。

「科学と芸術の融合」をスローガンとした国際的工科大学として、2014年(平成26年)に文部科学省が創設した、世界レベルの教育研究を行なう「スーパーグローバル大学」の支援対象校。

人間性と創造性、感性を大切にした、個性ある教育研究によって育まれた出身者には、漫画家のサトウサンペイ氏や、建築家の河野傳氏、陶芸家で人間国宝の伊藤赤水氏などがいます。

また、アジアで初のノーベル化学賞を受賞した福井謙一氏が1988年(昭和63年)まで学長を就任。

歴史と文化が蓄積された国際都市「京都」の地で、国立大学として芸術・デザイン系過程が学べるので、在校生にはクリエイターやアーティストを目指す女子生徒も目立ちます。

【施設情報】

観光学部を設置した和歌山県内唯一の国立総合大「和歌山大学」

観光学部を設置した和歌山県内唯一の国立総合大「和歌山大学」

1949年(昭和24年)5月に、学芸学部(現・教育学部)と経済学部の2学部のみで設立。

紀州藩の藩校「学習館」を受け継ぐ和歌山師範学校(男子部・女子部)と和歌山青年師範学校、そして1922年(大正11年)に設立した和歌山高等商業学校がルーツの和歌山経済専門学校を源流とした大学です。

「教育基本法・学校教育法の精神に則り、学術文化の中心として広く知識を授け、深く専門の学芸を研究・教授し、社会に寄与する人材を育成する」を理念とし目的に掲げ、教育学部経済学部システム工学部観光学部の4学部と4研究科で組織。

2008年(平成20年)に国立大学として初めて設置された「観光学部」は、観光産業や行政の現場と連携しながら、観光に関する豊かな教養と専門性、高水準の国際的視点を持つ人材を輩出しています。

和歌山県と大阪府の府県境に位置する本部の栄谷キャンパスに4学部が集結し、学部の壁を越えた交流が盛んに行なわれ、多様な価値観を共有。

また2012年(平成24年)に南海本線和歌山大学前駅が開業され、大阪方面からの通学が便利になりました。

「和大祭(わだいさい)」と呼ばれている学祭では、毎年7月から「七夕こどもまつり」や「こどもまつり」、11月にはステージ企画や模擬店、フリマなどで大いに盛り上がる「和大祭・本祭」を開催。地域の人との交流も活発です。

【施設情報】

「古都奈良」の中心で学ぶ喜びを知る「奈良教育大学」

「古都奈良」の中心で学ぶ喜びを知る「奈良教育大学」

1949年(昭和24年)に設立。奈良県尋常師範学校や、奈良県の師範学校(男子・女子)が合併され、1949年(昭和24年)5月に奈良学芸大学となり、教育研究の充実・発展に取り組みながら、その後「奈良教育大学」と改称されて現在に至ります。

「広い視野と豊かな人間性の上に高度の専門的教養を備え、教育の理論と実践が統合された専門的能力を有する教員、及び社会の多様な変化に対応し、より広い分野で積極的に活躍する人材の養成」を目的に、教育組織と教員養成から構成され、学校教育教員養成課程を設定。

東大寺や春日大社といった「古都奈良」の観光名所が集まる奈良市内中心地にメインキャンパスを置き、附属の幼稚園と小学校も併設されています。

また、「学ぶ喜びを知り、自ら学び続ける教員の養成」が認められ、日本の大学で初めて「ユネスコスクール」に加盟。

世界の学校とグローバルにネットワークし、地球レベルの様々な問題を、次世代が対処できるよう開発、発展に力を入れています。

出身者には政治家や研究者も数多く、さらには吉本新喜劇座員の森田展義氏やお笑いコンビ「かまいたち」の山内健司氏といった、個性溢れる面々を輩出。

学祭「輝甍祭(きぼうさい)」は毎年11月に開催され、「お化け屋敷」や「国際三輪車レース」など名物イベントが盛りだくさんです。

【施設情報】

全国初のデータサイエンス学部誕生で注目される「滋賀大学」

全国初のデータサイエンス学部誕生で注目される「滋賀大学」

1949年(昭和24年)に滋賀師範学校と滋賀青年師範学校、そして彦根高等商業学校が統合され設立。

現在は、本部を構える彦根キャンパスに経済学部と、2017年(平成29年)に新設されたデータサイエンス学部、大津キャンパスにある教育学部の3学部で構成されます。

特に、彦根藩の武家の教養と近江商人の精神「士魂商才」を受け継いだ経済学部は、5学科17講座を設置。

ファイナンス学科、情報管理学科、社会システム学科などがあり、それぞれ専門性や体系性を活かし、連携しながら学際的・総合的な教育研究を実現し、幅広い教養と国際的視野を持つ経済人の養成に取り組んでいます。

また全国で初めての統計学の教育・研究機関として、データサイエンス学部を開設。

知識とスキルによってビッグデータから新たな価値を創造する、データ活用の担い手の育成を目指します。

そして、琵琶湖から流れる瀬田川東側の小高い丘陵地にある教育学部は、豊かな歴史と美しい自然に囲まれた構内も特徴のひとつ。

「教育の諸問題に関する見識と教科に対する専門的理解、そして子どもへの愛情と教育的情熱を持つ教員の養成」を目的に、教育や研究が進められ、豊かな人格を持つ教育のスペシャリストが巣立っています。

学祭は春や秋などに実施され、ミスコンやお笑いライブなどを開催。

【施設情報】

※この記事は、2018年2月時点の情報に基づいて作成されています。

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